ただいまの答弁だけでは現地の災害の性格と申しますか、そういうものに対する完全な把握ができていないのではないかと思うのであります。従来の水害等の災害ですと、たいてい夏に起つた、秋に起つた、こういうことで一つの生産的な活動の過程であります。従つてもうその時期においては、災害対策に対して一週間遅れた、十日遅れたというように遅れの事態がありましても、そう大勢には影響がないのであります。ところが北海道はこれから一切の生産的な活動期に入ろうとしておる。その活動期の最初の出発が二日遅れた、三日遅れたということが秋に行つて全然収穫皆無になる。あるいは生産が全然だめになる。北海道の生産活動の全体の運命を決するのが現在の災害の特殊な性格である。われわれ
