今まで林野庁で対象としておる整備の地域と、町村合併の地域とは必ずしも一致するものではない。そういうような場合、町村の方でぜひそういう地帯をということが起つて来た場合には、この対象の面積から拡大して行く傾向が生れて来るのではないか、こういうことを心配されるのでありますが、大体町村財政の確立であるとか、町村合併によつて国有林野を払い下げるとかいうようなことは、林政の上から言えば邪道であるとわれわれは考えます。町村財政は町村財政として、その立場から検討すべきものであつて、その中に国有林野を対象として財政の確立を期するというような考え方は間違つておると考えますし、こういうやり方で参りますと、林政の正しい発展というものは確保できないのではない
