世界の情勢はアメリカの力による平和の堅持というようなカの外交から、漸次話合いによる、協調によるところの平和堅持という方向へ、世界的に動いておるようであります。そういうような関係で、アメリカでは軍事費が相当に削減されて、平和産業への移行、輪行貿易重点への転換というようなことが行われておるようでありますが、そのしわ寄せが日本と西ドイツに向けられて、世界がそういう方向に動いておるときに、日本と西ドイツは軍備拡張の段階にある。従つて、軍備の拡張ということは単に軍隊をつくることだけでなくて、軍需産業がこれに裏づけとなつて来ると思うのでありますが、こういう世界の情勢と逆な方向をとつて、しかも平和産業、貿易国際市場獲得に世界があらしのように押寄せ
