日本の災害は毎年のように大きくなっておるのではないかと思います。台風がやってくる、豪雨がやってくる、必ずそれに災害が伴う。昭和二十八年からの統計を見ましても、人命の損傷だけで、死者が多いときは五千六百名から少ないときにおきましても百名前後、ほとんど二千名から数千名の間の死者を出しておるという状況、あるいは田畑の流失損害がほとんど数万町歩あるいは数十町歩というような累年の被害の状況であります。このことは、政府が災害に取り組んでいくところの姿勢の問題ではないか。原状復旧を主にいたしまして金のかからない復旧工事をやる、そして年次で延ばしていく、つけ焼き刃をやっていく。でありますから、ちょっとした台風が来ると、すぐ災害が出る。豪雨が来ると、
