あなたの内閣の前の大蔵大臣は、大蔵大臣としては、相場に乱高下があるときには、この乱高下を食いとめるためにやはり措置を考えるという旨のことを大蔵委員会で表明したことがございます。いまのお話では、なるほど総理大臣が具体的な円の相場について数字を言うことは、これはまさしくいかがでございましょう。ただ、政府が為替の安定のためには何をなすのか、何をなしておるのか、またなさねばならないかということはある。何にもなさないで、それは為替市場で決まることであるから見ておるだけだという立場なのか、あるいは安定のために何かをなさねばならぬと考えており、これだけはやれると考えておられるのか、その辺をひとつお伺いいたしたい。
