四次防は、その真ん中において狂乱物価のために、きわめて装備品の単価が上がりました。したがって、最初考えられた計画を達成せずして終わっております。戦車、車両、護衛艦あるいは航空機、それぞれ相当な程度未達成でございますが、四次防の未達成はどの程度で終わりましたか、お知らせを願いたい。
四次防は、その真ん中において狂乱物価のために、きわめて装備品の単価が上がりました。したがって、最初考えられた計画を達成せずして終わっております。戦車、車両、護衛艦あるいは航空機、それぞれ相当な程度未達成でございますが、四次防の未達成はどの程度で終わりましたか、お知らせを願いたい。
先ほど読み上げましたところに従って、基盤防衛力構想によって所要とされる量を考えた場合、それが現状と同水準であるというのは、この未達成のままの現有勢力を指しておるのですか。
あいまいなことを書いているからよくわからぬのでして、政治問題でございますのでひとつお答え願いたいのですが、四次防というのは、これが策定されたときに、五年間の計画でございますから五兆円以上の金がかかるというので、相当な政治問題になった問題でございます。しかし、それだけなければわが国の安全が守れないという政府側の言葉があり、当時の防衛庁長官は、陸、海、空に分けまして、それぞれパーセンテージまで挙げて、この程度いけるのだ、所要防衛力からすればこの程度だというようなことまで言ったのでございますが、いまや明らかになったように、艦船にいたしましても、戦車にいたしましても、航空機にいたしましても、二割、三割、一割、それぞれその当時考えたものの水準
総理大臣、これは国防会議事項でございまして、福田総理大臣とされましても、大分前の内閣でつくった四次防でございますが、未達成であるけれども福田内閣のときに四次防は打ち切った、このように理解をされて臨んでおられますか。お答えを願っておきたい。
防衛庁長官はいま、国防会議で議論した結果打ち切ったとおっしゃったわけです。しかしあなたは、そういうことではないと言われるのですが、量から質へなどというのは別な話です。 要は、問題は、いままでの四次防というのは正面兵力の兵器調達計画であった。その中でこれこれまではつくったが、あとはつくらなかった。この基盤防衛力構想で本年度の予算を国民にお願いするに当たって、それをこの予算で入れておるのか、それとも、もうそれはなくして、新しい構想に立つ船や航空機のお願いをしておるのかということを国民は知りたいから、一番の責任者であるあなたはどっちの観点に立っておられるのか。それがはっきりしなければ、たとえばことしの予算で二杯の護衛艦の予算が出ており
福田さん、うまいこと答えられますが、基盤防衛力構想だからこれをつくっておられるのだが、その場合に、四次防は五十一年度で終わる。しかし、未達成だが、それはこれからの予算では見ることなく、すべて基盤防衛力構想の中でやるのである。したがって、きっちりした言い方を申しますと、五十一年度で達成したもので四次防計画は終わる。この立場に立って進んでいくということですね。
この大綱には「軍事力をもってする不法行為」に対処するという言葉がございますが、これは新しい言葉でございまして、どういうことを言っておるのか。自衛隊法によりますと、その三条では、間接侵略と直接侵略並びに治安を維持するために自衛隊は動くことになっておりますが、この「軍事力をもってする不法行為」というのはどういうものですか。
自衛隊法三条は、自衛隊の発動は、「直接侵略」、「間接侵略」、「必要に応じ、公共の秩序の維持に当る」と、三つ書いてあるわけですね。このうちに入るのですか、入らぬのですか。
法律によって定められている自衛隊の発動の中に新しい一項目をつけ加えるという御趣旨ですか。それとも、いままでの法律のどこかに準拠してこういう行動ができるというお考えですか。
法制局長官、それでよろしいか。
この自衛隊が発動いたします場合、「限定的かつ小規模な侵略については」、「極力早期に」、「原則として独力で排除する」と、こういうことが大綱で決めてございます。いままでは通常兵器による限定的な侵略の状態に対して有効に対処するというような言葉でございましたが、「小規模」という言葉が入りました。「小規模」の「小」というのはだれがどこで判断するのですか。
限定されておるかどうかは後からわかるのであって、始まったときにはわからぬのでございまして、したがって、いまそれは言葉の解釈でございましょうが、何かが始まったときにどうするかということはどこで判断するのですか。
国防会議議長である内閣総理大臣に伺いたいのですが、日本の場合、アメリカとの安全保障条約があり、そして大国間の谷間におるわけでございますが、そういう構えでおるときに、いまのようなちょっとつばをつけるような奇襲攻撃、その政治目的が何であるやら大綱は明らかにしておりませんが、そんなことがちょっと起こる。それだけに準備したらいいというようなことがあるのでしょうか。もしわれわれが攻撃の対象になるとしますと、本当に致命的な被害をこうむるかもしれないし、あるいはそうでなければ、そんな妙なことをするところは私はないと思う。 私は、この大綱を読みまして一番気になることは、きれいに書いてあるけれども、自分で勝手に状況を想像して、それには対応できます
大綱は次のように書いております。「迅速かつ有効適切な行動を実施する」「指揮通信」「必要な機能を発揮し得る」という言葉がございますが、それにのっとったか、ことしは市谷から三沢等にマイクロ回線をつくろうというのでございます。 かつてミグ25が函館空港に参りましたときに、総理大臣はこの事件を知るのに二時間以上を要したと伝えられておる。まさに、最高首脳部が、わが国に異変が起こったときに、事防衛、安全保障に関することで知らされる時間が非常に長いということは問題でございます。先日、アメリカ大統領カーター氏は、核攻撃等で地中の戦闘指揮所が破壊された場合に、空中に飛び上がってやる、こういうのをアメリカ側は用意をしておりまして、臨時空中戦闘指揮機
総理大臣官邸には、その起こってくる情報がどういう方法で通達されるとお考えですか。官房長官かな、こんなことを知っているのは。
よその国ではやはり安全保障の最高責任者はいろいろな場合を想定し、どこにおるかということをきちっとやっておるわけですね。先年フォード大統領がわが国を訪れましたときにも、アメリカが全世界に展開しているいろいろな戦略軍あるいはミサイル基地等に対する指揮権は彼一人が持っておるわけでありますから、そのための命令を発する機器であるブラックボックスを持っておる。なるほど持っておりましたですね。しかし、わが国の総理大臣も一億一千万人の日本人の命を預っておりますから、どこにおるかということがはっきりしていなければならないし、そのためには、いまのような危急の場合の指揮、通信系統というものは明確になっていなければならぬ。ことしは市谷から始めるというのです
防衛庁長官は、どういう方法で総理大臣にいまのような異変が起こった場合の通信をされますか。
ミグ25がいろいろな教訓をわれわれに与えましたけれども、一つの教訓は、総理大臣のみならず防衛庁長官に対してもおくれたわけでございまして、その自衛隊を動かす、あるいはそれに指揮をする最高指揮者に異変が到達しない。なぜか。それは独自の通信機能を持っていないからであって、いま三原長官も電話でやる。電話でやっているようでは届きはしませんよ。警察は警察電話がある。鉄道は鉄道電話がある。防衛庁はない。ないからこそ今度マイクロ回線をつくろうというのですが、そういう点が、言葉では、この防衛計画の大綱は一応の完結性を持つ、小規模な侵略に対しては即時対応ができると、こういうのですが、できはしないじゃないですか。一番重要なその命令を下す人に対する状況の通
大綱には次のようなことがあります。「主として機動的に運用する各種の部隊を少なくとも一個戦術単位有していること。」また珍しい言葉が出てまいりまして、その「戦術単位」というのがよくわからない。また、「機動的に運用」、これも言葉でございまして、機動的というと何でも使えるように思いますね。昔海軍にも機動部隊というのがございましたけれども、この「一個戦術単位」とか、「機動的に運用」できるとか、それは何ですか、一体。
そうしますと、それ自体完結した部隊ではなくて、基幹部隊に参加した場合、その基幹部隊の力を増強するというような意味のもののように思います。 さて、量がはっきりしないということを先ほど申し上げましたが、たとえば戦車を取り上げますと、定数は千百十だということになっておる。もし戦車の耐用年数が十五年ぐらいだと考えますと、毎年毎年更新すべき予定数は七十三両ということになります。ところが、四次防の最近三年間の更新台数は四十三両であり、三十両の差がある。ことしの予算では四十八両の更新がうたわれておる。これでは一体、定数で千百十ということを言われておるけれども、全く届かないではないか。何年たったら届くのか。いまのスピードでは届き得ない。届き得な