ミグ25事件について伺います。 ベレンコ中尉がわが国を出国するまでは、ミグ25に関する調査に対する防衛庁の立場は、言うならば、いろいろな罪名があったようでございますが、ベレンコ中尉の不法な入国に関する証拠物件として検察庁の依頼を受けて調査に従事しておった、こういうことでございました。さて、ベレンコ中尉がアメリカに向けて出国をいたしました後で、防衛庁が主体になって調査をされてきたのでありますが、それはどういう法律根拠に基づき、どういう機関でそれが決められたか、御報告を願いたい。
ミグ25事件について伺います。 ベレンコ中尉がわが国を出国するまでは、ミグ25に関する調査に対する防衛庁の立場は、言うならば、いろいろな罪名があったようでございますが、ベレンコ中尉の不法な入国に関する証拠物件として検察庁の依頼を受けて調査に従事しておった、こういうことでございました。さて、ベレンコ中尉がアメリカに向けて出国をいたしました後で、防衛庁が主体になって調査をされてきたのでありますが、それはどういう法律根拠に基づき、どういう機関でそれが決められたか、御報告を願いたい。
それに、飛行機が最初から勝手に飛んでくることはないんで、必ず人が乗ってくる。防衛庁はいまそうなっているとおっしゃったけれども、なぜそれが当初から行われなかったのか、御説明願いたい。
しかし、あなたがいま報告なさったように、防衛庁が防衛庁設置法並びに自衛隊法に基づいて調査をしておる。であるならば、同様な事件もしくは類似の事件、こういうものが起こった場合には当初から防衛庁が調査をされる、こういう方針が政府として固まっておると承ってよろしいか。
防衛庁長官に伺いますが、平時においてこのような事件というのはきわめて異常な事件で、したがって、これに対する政府の対処の仕方というのは、やはりケースを見きわめつつはっきり決めておくべき問題ではなかろうか。特に今回の問題で明確なのは、たまたまそれが亡命であり、自発的にあちらの方から、しかも民間空港に着陸をしてきてからの事件でございますけれども、その着陸が行われるまでは、一体それは武力による攻撃の意図があるのかないのか、これはだれにもわが方にはわからなかった問題である。したがって、領空侵犯の事実は、わが方のレーダーに映って以来、そしてある時間が来ればはっきりわかっておることである。であるならば、その限りにおいては防衛庁がわが国の機関の一番
この事件が起こりました六日の夜以後、ソ連側からのいろいろな反応があったと伝えられております。その反応の態様と、これに対するわが方の対処の仕方を御報告願いたい。
自衛隊の行っております調査は完了いたしましたか。
その完了というのはどういう意味なんですか。何と何とを調査されたのですか。
相手方の射撃管制装置なども調査項目に入りますか。
あなたが聞いてなければ、シビリアンコントロール、はっきりしませんな。あなたのところには報告があり、防衛庁長官は知っていなければなりませんね。そうですね、防衛庁長官。
外務省は、大臣がグロムイコ外相とお会いされたときに機体返還を申し出られたという話でございますが、機体返還をすべきものであるということはいつ御決定になったのですか。
当初、早速にも返すようなことを申されましたが、その後自衛隊が調査をするということで、機体はばらばらにされて、百里基地に移されて調査が実施せられた。先ほど防衛庁のお話では、調査はほぼ完了したというのですが、自衛隊側から調査は完了したという報告を受けてから返還を決定されたのですか、それとも初めから返還をすることを決めており、その交渉をする態度で臨んでおられたのですか。どちらなんです。
外務大臣、相手方の外相は、結構でございます、では、返していただきましょうと言いましたか。
私もそうかと聞かざるを得ないのでありますが、この事件については日ソ両国に非常な見解の差異があると伝えられております。たとえばソ連側は、ベレンコ中尉は不時着陸したと言い、日本側は、これは亡命のためにやってきたのだと言う、この点は解消しましたか。
いま大臣が言われましたように、わが方がこの事件に関して承知している事実とソ連がこうだと思っている事実には非常な開きがある。したがって機体が返還されればこの事件は片づくのではなくて、むしろもうすでにべレンコ中尉はアメリカに行ってしまっておる。まだ日本におるという説もございますけれども、アメリカに行っておると私は思いますが、問題は、そういう誤解があるとしますと誤解を解かなければならぬ。それから機体の返還もまた、そうなりますと誤解を解くための一つの手段でしょうね。そこで伺いたいのでありますけれども、この誤解を解くためにはどういう方法が必要だと思いますか。
ソ連が不時着陸だ、こう言っておる限りにおいては領空侵犯ということを認めないのだと思いますね。したがってわが方が最初ソ連から公式の接触があった以後、領空侵犯に対する——領空侵犯はわが国にとって不法行為でございますから、遺憾の意も何も表明されぬのは驚くべきことである、こういう意見を外務省筋が言われたというのですが、不時着陸だと相手方が思っている限りにおいては遺憾の意は表明されない。 さて、先ほど公式に、わが国の外務大臣である小坂さんから相手方の外務大臣に機体を返還しようと言われたというのですが、遺憾の意を相手方が表明しなくても機体は返還されますか。
その話の中で、ベレンコ機が着陸をいたしましたときに、函館空港の施設を破壊をしてみたり、あるいはまたその飛行機を百里に輸送する、これから、百里からどうするかわかりませんが、ソ連に送るところへ輸送する費用や損害賠償の費用、こういうものをソ連側に支払えと言われたそうでありますが、支払うということは機体返還の条件ですか。 〔委員長退席、竹内(黎)委員長代理着席〕
この事件の発生する直前からではございますけれども、日本漁船のソ連官憲による拿捕が非常に異常な程度に高まっております。しかも、また日航の交代乗務員がモスクワに行ったときに、ビザがないとかなんとかで追い返されるというような事件もございました。これらの事件を見て、いまソ連側はミグ25事件に対して日本側に報復手段を講じているのだという説があります。外務大臣は、これらの事件についてどのような評価をしておられますか。
小坂外務大臣はグロムイコ外相に会われて、このミグ25事件というものが日ソの友好関係にきわめて著しいきしりを与えておると見られましたか、それとも努力をすれば、機体の返還等々の努力をすれば氷解する事件であるという御感触を得られましたか、いずれですか。
先ほど同僚の水野議員から、北方領土返還に関してソ連側が戦略的な観点でなかなか返還にがえんじないのではないかという点に触れまして、それはソ連艦隊がこの海峡を通過する利便を失うからだという説明がございました。 防衛庁長官、この話は国防会議に出たようでございますが、あの辺の海は冬氷結いたします。しかし国後、択捉両島間の海底は氷結しないので、潜水艦の通航が可能である。だといたしますと、ソ連側の潜水艦というのは冬季太平洋に出るためにきわめて重要な航路になる、こういう計算になるわけでございまして、そういうことに関するあなた方の評価はいかがですか、最後に承っておきたい。
答弁まことに空々漠々でございますが、時間が参りましたので、質問を打ち切ります。