大庭さんは先ほど、三月一日の証言で原田代議士と大石代議士の紹介状を鈴木明良が持って来たという証言をされ、そのことについて夜の証言では否定をされるということがございましたが、築地署の調書にその二名のことが記載してあったはずであるからそう言ったんだが、これをお調べ願いたいと山村代議士に言ったと申されました。その築地署の調書というのは、あなたはどういう機会にごらんになったのですか。
大庭さんは先ほど、三月一日の証言で原田代議士と大石代議士の紹介状を鈴木明良が持って来たという証言をされ、そのことについて夜の証言では否定をされるということがございましたが、築地署の調書にその二名のことが記載してあったはずであるからそう言ったんだが、これをお調べ願いたいと山村代議士に言ったと申されました。その築地署の調書というのは、あなたはどういう機会にごらんになったのですか。
それは長谷村氏からの言葉での報告ですね。
あなたは現実に四十四年の八月の二十五、六日ごろ、鈴木明良から紹介状を示されてお会いになったはずですね。したがって本委員会におけるあなたの証言は、いずれに基づいて、最初の段階でやられたのですか。
最初に鈴木明良氏と面会されたときに、二名の代議士の名刺をあなたは示されたと記憶されておりますか。
それでは第一回の三月一日の御証言は、そのときの御証言だと承っておいてよろしいですね。
鈴木明良という人があなたの方にこの金融話を持って来たときには、六月の中旬から話がございました佐藤という人の持って来た五百億円の金融話は、これは信用ならぬと言って、すでにあなたと長谷村氏とは御相談されて打ち切りを決めておられた後でしたですね。
第一回目の佐藤という人の金融話には乗るわけにはまいらぬということをあなたと長谷村氏とが打ち合わして、出しておる書類等は回収にかかるという御方針を決められた後で、鈴木の金融話は持ち込まれた、こういう時間的順序ですね。
大庭さん、あなたはなぜその金融の話にこれは乗られるのですか。
大庭さん、全日空という会社は大きな会社でございますね。そして第一回目の六月でございましょう、その佐藤の話というのがまゆつばものである。これは全日空の責任者である大庭社長としては乗るわけにはまいらぬというので、これはやめようということを決められた直後に、もっと金額の大きい三千億円というような話を持ち込まれる、またそれにも乗ろうとされた。なぜそう思われたかということをちょっとお聞きしたいんですね。
三月一日の御証言では、いまの金を入れる指定銀行として興業銀行と三菱銀行を指定したという御証言がございました。しかし、その融資申込書は興業銀行だけが印刷されてあった、こういう形でございます。いまの御証言では、当初興業銀行であったが、後で三菱銀行を追加した、こういう御証言ですが、いまのが正しいんですか。
鈴木明良の持ってまいりました融資申込書にあなたはすぐに判こを押されたわけですね。
その融資申込書にはすでに日本興業銀行が印刷されてありましたね。
あなたがおっしゃったこの銀行を指定したという意味は、あなたの方が自由に指定されたものを相手にのましたのではなくて、すでに印刷されてあったことを、この銀行について言われた、こういうことなんですか。
その話を鈴木明良が持ってきましたときには、すでに融資申込書、印刷されたものを持ってきておったんでしょう。
鈴木明良という人とは、何時から何時ごろまで合われたんですか。
長谷村氏はきのう、午後二時ごろ社へ帰ってきたら、すでにあなたと鈴木明良との会見が終わっておったという証言をされました。午後二時といいますと、昼時間、オフィスではとりますね。そうしますと、恐らく、あなたのそのときの習慣はどうなっておったか知りませんが、外でお食事をされれば相当後だし、食事をもしともにしたということであれば、午前中かもしれません。しかし、これだけの話をされるのに、初対面の人でございましょう、だとしますと、相当時間がかかっておると思いますが、思い返してお答え願いたいんです。
そうしますと、午前中にこの話が持ち込まれて、そして昼前に決められてお食事をされた、それで後で長谷村氏が帰ってきた、こういう順序ですか。
社長印を押されることに何ら抵抗はございませんでしたか。
先ほど他の同僚議員が触れましたが、この香港融資の件について、渡辺氏が関与しておったことを秘書に聞いたと言われましたが、その秘書はだれの秘書ですか。
電話だけではなくて、二回あなたは秘書のことを言及されているわけでありまして、電話のこともさることながら、その渡辺専務と相手方との交渉についても秘書から聞いたと言われた。その秘書というのは、秘書室ではないわけで、具体的な人間があなたに話したに違いない。それは社長秘書ですか、専務秘書ですか、あるいは他の秘書ですか。