SALTの全体の数の中ですと、B52からB1へ変更することもあなたは賛成されますか。
SALTの全体の数の中ですと、B52からB1へ変更することもあなたは賛成されますか。
宮澤外務大臣はSALTIIというものの限界を非常に高く評価されておられるようでございますが、このラムズフェルド報告によりますと、二つの巡航ミサイル、すなわち水中ではSLCM、空中ではALCM、これをどんどん開発するのだと言っている。この巡航、ミサイルについては、まさしくソ連との間で合意を見かねてごたごたしていることです。あなたはこれをやらぬでおけという御意見ですか。あなたはこういうものは、ソ連とがたがたしておるのでやらない方がよろしいという御意見をお持ちでございましょうか。
これで宮澤さんへの質問の最後にいたしますが、わが国が核防条約に入ると、核軍縮について、何かわが国政府は発言権が持てるようになるような印象をいままで与えてきた趣がございますね。したがって、もし、SALTIIというものが、これは青天井ではなくて一応天井をつくるのだから、世界の核軍縮のために必要だとわが国が思うのなら、米ソ両国に対して、これらの点についても発言権がなければならぬと思いますが、そういう発言権を核防条約に入ることによって持てるとお考えですか。
宮澤外務大臣は、いずれまたお聞きいたしますので、どうぞ御退席を。 防衛庁長官に伺いますが、あなたは基盤防衛力という構想を発表されました。その前提としてあなたが談話等で発表せられたところによりますと、現在デタントであるからということを前提にしてこれを考えたのだという御説明でございます。あなたの言われるデタントというものはどういうものですか。
似たようなことをラムズフェルド報告でも言うておるわけでございますが、しかしその場合には、ラムズフェルドは、ディフェンス、デターレンス、デタント、これら三つのものがそれぞれ二律背反でない関係であるためには、強い力で結びつけておるのだというので、自分の議会に出しております膨大なる国防予算のいわば理論づけにしておるわけでございます。しかし、あなたの方の基盤防衛力というのは、いままでの所要防衛力よりは少なくていいのだ、こういうことでありますので、どうもいま挙げられました三つの概念は同じ概念のようでございますが、強い力でなくていいという証明がないわけですね。この辺はどうお考えですか。
私は別に基盤防衛力の御説明を伺ったのではございません。ラムズフェルドは、デタントという言葉の概念を説明して、その中である一定の意味を与えているわけです。あなたの御説によりますと、デタントを前提にして、基盤防衛力でよろしいという結論に達せられた。デタントは日本が置かれている現状を指すものだとお考えですか。
だといたしますと、現状をデタントだと判断されているのですね。
端的に申しますと、アメリカ側は、もしラムズフェルドの言葉で表現せられているとしますと、デタントというのは希望であり、実験である、すなわち政策、つまり到達しようとするある状態、現在の状態ではなくて、むしろ将来のある状態へ向かう一つの行動というものを内容にしてデタントを解釈しておると思われる。ところが、あなたのいままでの御説明では、そのデタントというのは現在あるから、その上でと言う。こういう発想になっていると、同じ言葉でも違うと私は判断する。いかがですか。
防衛庁長官、あなたはいま、デタントでも力が要るのだと言われました。アメリカ人は、デタントを実現するためには力が要るのだと言っているわけですね。ちょっと違うわけです。しかし、これは別に哲学論争をやるつもりではございませんので、御検討願いたい。きょうはそれが主力ではございません。 〔毛利委員長代理退席、委員長着席〕 P3Cの系譜について御質問いたします。 昭和四十三年六月、防衛庁は第一回のPXLの調査団を欧米に派遣いたしました。このときの目的は何ですか。
このときには、何かそれらの国々において使われておるまたは使われようとしておる対潜哨戒機等が問題になりましたか。
昭和四十五年度の予算でPXL調査研究費が二千二百万円組まれました。これは何に使いましたか。
概定というのはペーパープランだけですか。
アイデアを固めるというお話でございますが、次いで昭和四十六年には、似たようにPXL調査費として二千万円が組まれました。今度は何に使われましたか。
四十六年九月には防衛庁から川崎重工へ向けて、このPXLの設計作業を発注されましたか。
調査研究の内容の重点は何でしたか。
二年間合わせますと四億円近くの金を使われて、そしていよいよ四十七年度になりますが、二月八日に四次防の大綱を決めたときには、PXLについてはどういう表現をとられましたか。
各種装備品の研究開発ということを二月八日に決められて、それに基づいて四十七年度予算では六億八千六百万円の予算がつけられた。これは何に使うつもりでしたか。
ここまで来ますと、大体これは十億円以上の金を使うわけですね。そこまで漸々積み重ねてきますと、普通のものの考え方なら、これは国内においてそれぞれのメーカーに、委託調査もやられたかもしれませんけれども、大体これは国内でつくるのだなというにおいがなければ、ここまで調査研究は出ませんね。どういうつもりだったのです、予算を組んだときの段階では。
三年間ですね、しかも最初から、四十三年に第一次のPXLが基礎的な調査を外国にやったといたしますと、四年目でございますから、大体方針が決まってやっている。四年間も無方針で、ともかく予算を合計十億円も使うということはちょっと考えられないのですが、防衛庁長官、これは振り返ってどう思いますか。
いま防衛庁長官は、初めのところと後のところとが少し、同じ対象を見詰めて言われたのかよくわからなかったのですが、私がお伺いいたしましたのは、四十七年度予算を組んだときに一体どういうことを考えておったかということをお伺いしたのであって、四十八年度予算に概算要求したときのことを伺ったのではないのでありますが、四十七年度の予算を要求した段階では、いままでの積み重ね上でございますから、何ほどかやはり国内においてこれを生産しようという方針が、明定はしていなくても、そういう一つの予測のもとに、その前年度の三億数千万円と比べますと、その二倍以上のものが組まれておったのではなかろうか。数字だけの意味としては、外部からはそう見える。あなたはどう受けとめ