国民側からいたしますと、たとえ国を守る気概を持っておりましても、政府の方がその気概を具体化させる筋道をつくっていかなければそれを現実化する方法がないわけですね。先ほど触れましたように、兵器の破壊力はきわめて強大になっている。わが国の場合には、もし相手方から、不当な侵略を受けますと、非常に狭い地域に人口が密集しておりますので、被害を受けます。その被害を受けた場合に、その被害を局限化し、そしてこれを復申していく、あるいはその人間を救う救護、あるいはまたそのためにいろいろな水、食糧等が補給困難になりますが、それを円滑にそれらの人々に補給をするやり方等々については、これは防衛庁長官として——国民の気概とは、そういう場合におれはこういう役割り
