ILOの百二号条約について外務大臣に伺いたいのでございますが、今回の批准案の内容はもともとそこで取り上げられております諸問題のうち、いま政府のやれそうなものを取り上げて、まだ準備の整わないものはやめておる、こういうのでございまして、第七部家族給付、第八部母性給付、第九部廃疾給付等は今度はやらない。特に母性給付にまつわる母の問題については、日本の女性からは非常な非難を受けておる条項でございますが、対外的になぜその百二号条約の中でそこだけを取り上げたかということになりますと、外務大臣が外国の方々に会われた場合に、日本政府というのは何を考えているのだ、こういうことになりかねないのでございます。したがって、当然日本政府としても、特に外務大臣
