いまサスペンドということばを使われましたが、その金東雲という人に関してわがほうが新しい――ことばが正しいかどうかわかりませんが、容疑事項をあげて相手方に言わねばならぬ、こういうことでありますか。
いまサスペンドということばを使われましたが、その金東雲という人に関してわがほうが新しい――ことばが正しいかどうかわかりませんが、容疑事項をあげて相手方に言わねばならぬ、こういうことでありますか。
私が心配いたしますのは、新しい事実がない限りこれで終わりだという意味での、政治的な観点に立てば最後通告みたいなものにきておるのではなかろうか。神さまだけしかわかりませんけれども、十四日に通告して十五日に事件が起こるというのはなかなかのことでございまして、そういう意味合いで事務的にいえばなお続いておると外務大臣は解釈しておられますけれども、あちら側からすれば、たとえわれわれのほうが新しい何かを持っていきましても、すでにそれは解明されておるというか、しばらく時間がたって取り上げるに値しないというか、そういうことで、言うならばわがほうからの捜査協力に対していわばもう打ち切りだという強い態度を政治的には示した、そのように受け取られる節がござ
政治的にというのは理の通らぬことをこね上げようというのではなくて、大きなワク組みから見れば、あちら側としてはもうこの金東雲という人に関しては捜査を進める意思がないという意図を表明したのではなかろうかと思われます。 それはそれといたしまして、八月三十一日にあちら側の金大使があなたを訪問されまして、大統領夫人狙撃事件に関しての捜査協力を申し入れてきたものに対しての最終的な――最終的かどうかわかりませんが、その時点における話し合いがなされた。これは日本において対韓破壊分子が活動していることや、あるいはまたそういう犯罪集団があることに対する捜査の点については、あなたは断わった、このように相手がとっているようでございますが、そう見るべきで
国内法というのは、外国の転覆事項を犯罪として主として扱うものでもございません。したがって、先ほどからの答弁を聞いておりましても、警察当局のやっておりますことは、旅券の問題であるとかあるいはまた拳銃窃盗問題というところで扱っておるのでございまして、相手方は、そういうある一つの犯罪事項あるいは嫌疑事項ではなくて、自分のところの政府の転覆を企てる、そういう一つの動きに対する取り締まりを要望してきておる。これはかみ合いませんね。かみ合わないからこそ、あなたの答弁に対して韓国でいろいろな動きが起こっておるのではなかろうか。だから、あなたは慎重にお答えになったと思いますけれども、韓国におきましては、これはもう木村さんに断わられた、こういうように
日韓間の国際的な関係の緊張が云々されるのでございますが、それは一つ一つの事件にからまって鎮静すればいいのでございますが、なおお互いに、けしからぬと言いあっている状況。外交というのは、そういう一つ一つの事件でわがほうの正当性を主張しておったのではこれはどうにもならないし、また相手方の理解がわがほうと同じように高まるということをわがほうだけが理解しておってもしようがないし、あちらがまた同じことを要求しておるでございましょうから、その辺でやはり外交的に処置すべき何らかのことがあるのではなかろうかと私に思われてなりませんが、これは当の外務大臣であるあなたが、ひとつ死力を振りしぼってお考え願いたいことでございます。名案がございますか。
一九六九年の日米共同声明におけるいわゆる韓国条項の取り扱いでございますが、あのときにわれわれは、一体なぜああいうものが唐突に出たのかということをきわめていぶかしく思われました。あの条項は、読みようによっては、韓国の安全が乱された場合には、わが日本国は、総理大臣でございますが、あらかじめ日本におけるアメリカの軍事基地をアメリカが自由に使うことに白紙委任状を与えた、こういう形にあれは読み取れたのでございまして、これはわが国の安保条約の運用上ゆゆしき重大事だとわれわれは思い、その点についてその真意を問いただしてまいりました。過般来、ことにまたきょうの外務大臣の御答弁では、韓国における安全の破壊が問題ではなくて、朝鮮半島全体の安全ということ
安全保障条約あるいはそれに類したものというのは、最終的なぎりぎりのところの保障を両国で取りつけあるいは取りつけさせられるわけですね。だから、いまあなたがおっしゃったように、うまいように動いていくならば、こんなものは発動する余地もなければ考える必要もない。 ただ、われわれが一番心配をいたしてまいったのは、あなたのほうの政府でその責任者がこういうことを突然言ったということは、ぎりぎり、どこまで詰められたのかということをわれわれは心配いたしました。心配いたしたというのは、先ほど申し上げましたような白紙委任状を渡したのではなかろうか。それを否定されたのだから、白紙委任状ではないぞ、断わるのだぞ、こういう新しい政策の転換、日本政府の意思と
先ほどこの韓国地域における国連軍の存在について問題がございましたが、外務大臣は、その国連軍を含めて南北の間には軍事的バランスが保たれておるので、北からの軍事的脅威なるものは現実的ではない、こういう旨の御見解が示されたと思います。そうなってまいりますと、この国連軍が存在することが、どうもこの地域の安定のために、安全の持続のために必要だとの御見解を持っておられるようにうかがえる。 だといたしますと、外務大臣の頭の中には、この朝鮮半島地域には二つの国家が存在していくのが望ましい平和な状態だ、こうお考えになっておるように思われますが、いかがですか。
朝鮮民主主義人民共和国に対する文化交流の発展なるものも、南からいたしますと、日本が政策を変えて、どうも日韓条約で約束したことに対してうらはらのことをやるのではないか、こういうような非難攻撃を加える材料になるかもしれませんね。したがって、あなたは、なるほど北だけを見るならばこれは当然のことでありますが、遠い将来の要望として、朝鮮民族の意思によってこの地域が一つの国になることが望ましいという御意向をお持ちのようでございますが、よほど大決心をしてこの文化交流を進めていただきませんことには、また言いがかりの一つを与えるということになっては、外交的成果といたしましては、やはりマイナスだといわざるを得ません。その御決心はございましょうね。
終わります。
私は、朝鮮民主主義人民共和国における日本人妻の問題についてお伺いいたします。 一九五九年八月十三日のカルカッタ協定によりまして、在日朝鮮人の方々が朝鮮民主主義人民共和国——これ以後北朝鮮と呼ばさしていただきますが、北朝鮮に帰還をいたしまして、その中で日本人であった妻、この人数は何名が北朝鮮に参りましたか。
その日本人妻と称せられる者の数が、なぜ概算しか言えないのですか。はっきりと確定をして北朝鮮へ送ったのではないですか。
日本人妻とはっきりわかっている者は概算でなくて何名ですか。概算というのはぼやっとしたところがあるから概算でしょうが、二千名程度の中ではっきり確認されている者は何名ですか。
全体を確認して送ったのか、確認しないで一部分がわからないから概算と言われたのか、全然初めからいいかげんにして送ったのか、どっちなんですか。
それは調査をして、本委員会にひとつ御報告を願いたい。 さて、この人々の国籍は現在どうなっておりますか。
日本国籍を保有しているものと考えざるを得ない、こういうことでありますと、日本政府にはこの人々に対する保護の義務がございますね、外務大臣。
この人々の現在の居住地はわかっておりますか。
分量で示してください。
調査してないからわからないのだったら、消息のわかっている者もあるがわからない者もあるという答弁はどうなりますかね。全然わからぬのですか。
政府は、そういう人々の消息を知る義務があるとはお考えになりませんか。