国際関係に手放しで楽観のできるようなものは、つめのあかほどもないと私は思います。すべて二つの要素を含みつつ展開しておる。ただ問題は、この前の戦争後すわったことのないものが同じところにすわっている。それは国連という儀式的な意味合いのあるものではなくて、自発的にすわったというところにやはり意味があると私は思うのです。これですぐに全欧州を包む安全保障体制ができるなどというようなことは思いませんが、少なくともその入り口に集まったことは事実であります。どうなるかわかりません。ただ、そういう角度でこれを見た場合に、同じようなものが、やはりわが国はわが国のことでございますから、わが国にとって、似たようなものがアジアにできたほうがいいと私は思うので
