これはおかしいそろばんだと思われませんか。ともかく三次防のときに、これこれの戦車が必要だ、それに要する定員はこれこれだということで、いろいろな経緯がございましたが、ともかくこの防衛二法、特に定員につきましては逐次増員をされてきたわけです。いまお話を伺いますと、いや実はいま七割くらいしか充足率がないのだけれども、戦車も足らぬのであるからとんとんでよろしい。どっちかうそですね。どっちがほんとうなんですか。定員が要らなかったのじゃないですか。
これはおかしいそろばんだと思われませんか。ともかく三次防のときに、これこれの戦車が必要だ、それに要する定員はこれこれだということで、いろいろな経緯がございましたが、ともかくこの防衛二法、特に定員につきましては逐次増員をされてきたわけです。いまお話を伺いますと、いや実はいま七割くらいしか充足率がないのだけれども、戦車も足らぬのであるからとんとんでよろしい。どっちかうそですね。どっちがほんとうなんですか。定員が要らなかったのじゃないですか。
防衛力整備計画という名前で一般の人々が予想いたしますのは、つまりそれだけ要るんだ、いまの場合。それがどういう寄与をするかというのは別問題ですよ。一方こちらに定員が要求されている。その定員の中で陸上自衛隊の定員がございますが、それをあなたのほうで訓令によって編成されまして配分されていくわけでございますが、そうしますとやはり、防衛計画で要求しておられる戦車を全部動かすためにはこれだけの定員が必要だ、こういう感覚で受け取るのがすなおでしょうね。 ところが、お話を聞きますと、それはワク、ますみたいなものであって、いや実員でいいんですということになりますと、一体あなたのほうの訓令によって編成をやっておられること自体に問題がある。これはあと
「那智」の場合はどこのものですか。
沈んだ場所はわかっておるわけだ。ぼくだって知っていますよ。私の船が沈んだのは二回ございますけれども、「摩耶」にいたしましても、戦艦「武蔵」にいたしましても、沈んだところはわかっているわけです。もしあなたのいま言われた基準、すなわち他国の領海内に沈没しているものはその領有権を持っている国のものである、公海はわが方のものである、こういうことなら、国有財産をちゃんと保管するのがあなたのところの役目でしょう。それならば艦船別に、どれはどこのものだ、どこのものだという一覧表がもうすでにできてしかるべきじゃないか。しかもまた、よその国から沈めたものの請求をしてきた場合にはその国のものになるそうだというが、沈めたのはほとんどアメリカだ。アメリカは
委員長、国会の委員会でおおよその話なんか通りますかね。あれは国民の血税のかたまりでしょう。しかもその沈んだ船には、みんなその当時の海軍の将兵が乗っているわけだ。それをおおよその話で、どこのものかわからぬ、そんなことでは審議できますか。そんなばかな態度がありますかね、ほんとうに。 アメリカ局長においでいただいたけれども、アメリカからいままで、相手方が沈めた艦船について、それはおれのものにしてくれろという要求がございましたか。
昔ありましたか。
遺骨の問題は、これはいま、他国の領土で眠っておられる戦死者の方々の遺骨収集が、それぞれの古い戦域に対して行なわれているわけでございまして、また日中国交回復に伴いまして、中国における遺骨収集の問題もございます。しかし、事、海軍になりますと、公海とかいまのような状況でございますが、せめて政府は、戦後二十八年もたって、その艦船の所属そのものすらおおむねしかわからぬということでは、一体この内閣委員会が真剣になって防衛問題を論議する出発点が誤りじゃないか。委員長、どう思われますか。これは何とかしてくれませんか。
では山中防衛庁長官、お答え願います。
これは防衛二法の審議中に全部やはり明らかにしていただきたい。そうでなければ、これから海のことを聞きたいと思いますけれども、そんなものをあいまいにしたままではきわめて聞く気力も落ちまして、海の守りのことについて真剣になれぬじゃないですか。ぼくもその中に入っていたのですよ。自分が死んでおって、自分の船がどこのものかわからぬし、私の骨が爆破されるというようなことで、その片割れみたいな形でしゃべっているのですが、なかなか気力がわきませんな。これは委員長どうですか。
それでは、その問題と軍艦「那智」の処分の問題については質問を留保いたします。 さて海上自衛隊でございますが、海上自衛隊におきましても、表面は充足率が多いように伝えられておりますが、きわめて少ないものがございます。たとえば砲雷関係、これは砲を撃ち魚雷を放つ、つまり戦闘の正面に立つ人々でございますが、これらの人々の曹、士の充足率はどうなっていますか。
ぼおっとしたお答えがございましたが、一つの問題は曹、士の位においてきわめて充足率が悪い。それ以上の充足率はいいほうでございまして、全般的に見ますと陸に比べて海はいいという発表がございますが、中身を調べますと、曹、士というところが少ないわけであります。 さて、もう一つ、いま私は次に聞こうと思っておりましたが、お答えがございましたが、直を、当直をきわめて詰めてある。大体船が動き出しますと二十四時間勤務でございますから、二人で三直やっておるものを一人で三直にすることや、あるいは三人で三直やっているものを二人で三直にする。直の人間が少なくなりますと、きわめてその重荷は重くなるわけでございまして、これは一日か二日ならいくかもしれませんが、
ちょいちょい余分なことばが出るのですがね。二法案が通過いたしておりません関係もございまして――それは関係ないですよ。私はいま現員のことだけ聞いておるのです。それからもう一つ、あなたが言われましたことをあとで聞きますが、あなたのほうの編成のしかたに問題があると思うのです。それはあとで聞きますがね。 さて、いまの海の場合でも、いろんな速射砲を船が積んでおりますが、これは全部が全部砲員が配属をされて一〇〇%稼働状態になっておりますか。
長官、海もたいへんですね。有事即応といっても二門のうち一門しか発射できない。一門は、見ておるけれども木銃と同じである。昔、三十年前の戦争で、大砲がございませんものですから、アメリカの潜水艦が見てびっくりするだろうということで木銃を積んだことがございますが、それではいけませんな。 さて、次は空でございますが。空はパイロットなどは一〇〇%おるのかというと、どうもそうではないらしいのでございまして、パイロットの充足率はどうなっていますか。
現有の航空機と現在のパイロットではどういうことになりますか。四次防末には充足といえば、いま充足していないということでしょう。そうすると、飛行機はあるけれども飛ばない、こういうことになりますね。
通信員はいろいろな配置がございますが、航空自衛隊関係の通信員というのはどういう充足率になっていますか。
通信というのははなはだ重要な業務でございまして、平時には省略することも可能かもしれません。しかし、私はそこで定員のことをだんだん伺わねばならぬのですが、定員が配置してあるというのは、それだけ定員がおって通信が一〇〇%完全に作動する、こういうことだと思うのですね。しかし、普通のときの訓練時におきましては、そう忙しい通信量は来るわけでございませんから、まあまあということで通信を削っておられるのかもしれませんが、通信なんというものは一朝一夕にして習熟できませんよね。どうするつもりですか。
やっているようだというのはおもしろい答弁でございますが、たとえば、警戒群にいたしましても、高射群にいたしましても、こういうものの通信ですわね。だから通信というものがちゃんとあるかないか。たとえばバッジシステムができましても、マニュアルのものもございましょうし、通信系統のものが少ないということになりますと、演習のときの一目標とか二、三目標ぐらいならいいでしょうが、しかし、わあっと来た場合にどうやってそれを処理するのですかね。その辺のところを一ぺん国民にわかるように説明してください。やっているようですではわかりませんよ、それは。
いま陸海空三自衛隊について、どういうところが足らぬのか。足らぬために、兵器はございましても、その兵器は一〇〇%稼働状態にはならぬ。そうなりますと、総理大臣の御意向や防衛庁長官の意向がどこにあろうとも、なかなかもってどうも有事即応体制が完備しておるという状態ではない。しかもその一つの原因が、いま私は人の面から申し上げましたが、定員はあるけれども充足率が非常に低い、こういうところにあるということだけは明らかになったと思うのです。さてどうやってこれを充足するんでしょうかね、長官。
この定員充足率がきわめて悪いということはいまに始まったことではございません。非常に長期間にわたっておるわけでございます。にもかかわらず、定員のワクを広げようということが繰り返し行なわれてまいりました。さて長官、いまおっしゃいましたが、青年は自衛隊に魅力を持ってないからこれは充足されないのだと思いますが、なぜ魅力を持たないのでしょうね。
長官、私は先ほどから有事即応ということばを出しました理由をここで申し上げたいのですが、いまあなたは、最悪の場合、万一の場合に備えるというのが自衛隊の本務であると申しました。そうでしょうか。あなたも局長も、いま国際状況はそうではないから、有事即応ということには少し距離があっても、つとめてそうなるようにしていっておるのが四次防だ、こういう旨の御答弁がございました。そうでしょうか。私は、いま何かが起こっても、われわれ日本民族はこれをはね返す、あるいはがんばり抜くんだという態勢をつくっておくということが、これがわが国の安全を守る一番の力であって、そういうかまえがなければ、私は、いま見せかけの平和状態でございますけれども、われわれの外を取り巻