これで終わりますが、アメリカ側は、先ほどちょっと触れましたが、トータルフォースというような妙な考え方に立っておるわけなんです。わが方は四次防というものをつくりました。その四次防のものの考え方につきましても、政府の考え方は必ずしも一色ではないように残念ながら私は承知いたしておりますが、外務大臣といたされましては、あっちも言うておるわけですから、ぜひぜひアメリカの方針をあらかじめちゃんとくみ取って、それにわが国益を合わせていくようにせっかく研さん、努力されんことを希望しておきます。
これで終わりますが、アメリカ側は、先ほどちょっと触れましたが、トータルフォースというような妙な考え方に立っておるわけなんです。わが方は四次防というものをつくりました。その四次防のものの考え方につきましても、政府の考え方は必ずしも一色ではないように残念ながら私は承知いたしておりますが、外務大臣といたされましては、あっちも言うておるわけですから、ぜひぜひアメリカの方針をあらかじめちゃんとくみ取って、それにわが国益を合わせていくようにせっかく研さん、努力されんことを希望しておきます。
ワシントンにおります愛知大蔵大臣がニクソン大統領と会われたようでございますが、そのときに田中総理に対して、ニクソン大統領から訪米の招請がございましたか。
これは正式に、アメリカ政府から日本政府に対して、わがほうの田中総理に対する招聘要請だと受け取ってよろしいですね。
時期のことはそのときに触れられましたか。
片一方の国が片一方の国の責任者を招聘すれば、国際儀礼上、受けたほうがまた相手方の責任者を招聘するということは通常ある姿でございますね。そうしますと愛知大蔵大臣は、一応そういう形で時期が明示をされて自分のほうの田中総理が米国に招請を受けたということになりますと、今度はニクソン大統領に日本に来てくれろということを同様な姿で申されましたか。
しかし、このたびは田中総理の訪米というものを日本政府が決定する機会には、同時にニクソン大統領に対して先ほどから間断なく連絡はしているという話でしたが、きちっとやはりニクソン大統領の訪日招請をしたいという心組みですか。
きょう十時半にブレジネフ・ソ連共産党書記長から田中総理に対する書簡が来たようでございますが、外務大臣はこの内容について、この委員会で御発表いただける分はひとつ御発表いただきたいと思います。
きのう新しい中国大使がわが国に着任をされ、きょうソ連の第一人者でございますブレジネフ書記長の親書が田中総理に手渡される。きわめて国際情勢が流動しておりますが、ソ連が、田中総理の親書があっちへ到着しましてからきわめて短時日の間に返書ともおぼしきもの、しかもいまのような時間、つまり中国新大使が着任したまさにその時点に送ってきたということについて、外務大臣はどういう所感をお持ちですか。
私は外務大臣がさように言われたのと反対に、やはり時期というものをきわめて計算しつつやられた外交行為だと思います。 さて、平和条約の締結をソ連側とやるについては、いろいろの懸案がございましょうが、大体外交というのはそれぞれの国がたてまえを持っておりますが、実際問題で、ある結着点に達するためには、妥協しなければならぬということがございます。 ちょっと話が違いますが、キッシンジャーアメリカ大統領補佐官が北京に再び行きまして、そうして米中両国はお互いにそれぞれの相手方に連絡事務所をつくるということをきめました。そしてワシントンに中国の在米連絡事務所をつくるための先遣隊が、四月、来月には行くんだということを周恩来首相が発表されたようで
そのことは、アメリカのそういう措置を中国側は二つの中国をつくる陰謀だとはもう考えていないという証明だとわれわれ日本人は受け取ってよろしいか。
私の伺っておりますのは、大原則は、二つの中国をつくるような陰謀をする政府とは国交は開かないわけでございます。にもかかわらず、四月には明らかに二つの旗がワシントンにひるがえるわけなんですね。これを積極的に北京政府が認めておるかどうかは別としまして、客観的にはそういう事象があらわれるという角度からながめますと、アメリカ政府の側が積極的に中華民国の旗をおろさないで、そして北京政府の旗を掲げる連絡事務所を置くということを認める、そういうことになると思うんですね。だからその意味合いでは、中国側の原則は自分は曲げないけれども、外の者から見れば結果的に少しゆがんだ形で実存するんだということは目に見えるということになると思いますが、その辺はどうでし
私はそういう中国側の措置を見ていますと、きわめてその点では原則には忠実であるけれども、現実の適応は柔軟性を大いに持っておると思うんですね。先ほど航空協定の話がございましたが、大平外務大臣は日台航空路の問題は民間であって政府の関与しないところだと、こう問題を分けて言っておられますが、アメリカのワシントンにおける来月からの事象に中国政府がタッチしておる姿勢を見ますと、中国との間の航空協定に関して日台航空路の問題はそんなに重要な問題でないんだ、現実の問題解決には柔軟性を帯びた問題として解決されるべきものだ、こう解釈してよろしいか。
さて、わが国を中心にものを考えますと、アメリカなりソ連なり中国なりそれぞれが現実的な接近をしてきていると思うのですね。いわゆるポストベトナムでわれわれの外交にも新局面が目の前に開かれた。これを乗り切らざるを得ない。ここでひとつ大平さんは中ソ関係というものをどう見ておられますか、伺いたい。
世界もいいのですが、先ほど大平さんは他の国が何ともあれ、日本の国益を守るチャンピオン、おれは一刀両断でやっているがごとく言われたので、中ソ関係というのは日本と中国とソ連と関係を持ってそしていまやいろいろな姿で接近が行なわれてきている。これはあなたは受けとめざるを得ない。そのときにわが国の外交にとって非常に重みのある中ソがお互いにどういう関係にあるのかということの判断はせざるを得ない。相手方の評価ではなくて日本が中国とソ連とを受けとめる場合に、相手方がどうだということをある一定の評価をしておかなければ、これはなかなかむずかしい、かじ取りを間違えるもとになると思います。その意味合いで重みということではなくて、それはたとえば新婚旅行のごと
あなたは重荷を背負っておられますので、なかなか口も重くなるのは当然だと思います。その口を開いていただこうというつもりはございませんが、結局われわれの国はこれから中国との間に平和友好条約を結ばねばならない。ソ連との間も、先ほどもブレジネフ書記長の書簡の内容のごときものをお漏らしいただいたのですが、本格的に平和条約の締結に入る。日本と中国、日本とソ連とは、それぞれ中ソとの間から見れば別個のことのようでございますが、われわれが中国に対するかかわり合いのあり方、ソ連に対する連絡のし方、まとめ上げ方、これによってそれぞれ相互に影響を及ぼしますから、これは考えざるを得ない。そこへ持ってきていままでの長いつき合いであるアメリカが背後におる、こうい
きょうは概論で終わりました。あとまたぼつぼつ各論に入りますから、終わります。
田中法務大臣の参議院予算委員会で発言がございましたその日に二階堂官房長官の発言がございました。その間、外務大臣ないしは外務省と官房長官との間にはその件で御協議がございましたか。
入国の問題は主管省は法務省、しかし外務省はこの問題について拒否権を持っていますね。持っておりますね。
だといたしますと、その同じ政府の国務大臣である、また内閣のスポークスマンとみなされておる官房長官が、いままでの内閣の慣例上入国問題については、外務省が所管省である法務省から協議を受けるのを例としておるということを知っておりながら、外務省とは無関係に発言をするという、そのことはいかがでしょうね。
官房長官が国会で行なわれているいろいろなことについて記者会見を求められて意見を申し述べるのは、これは当然のことであります。ただ、衆議院外務委員会の委員として心配いたしますのは、事外交に関する問題の場合には、積極的に外務大臣のほうも、内閣の意見が不統一に外へ映らないように、きわめてシリアスな問題が起きた場合にはやはり求めて協議をする、こういう態度が望ましいと私は思います。 さて第二点の、法眼事務次官の発言でございますけれども、先ほど外務大臣と別に相談する慣例はないのだということでございました。しかし、すでに田中法務大臣の発言があって日がたっておるのでございまして、その間、この件について外務省としては何らかの意味の会合を持たれ、意見