スクランブルで見たところが、レーダーに映らなかったたくさんの航空機がこっちに向かって飛んでくるというので、さあ、ほかの隊も上がらなくちゃならぬという場合に、ワン・スコードロン、一中隊が上へ上がって勢ぞろいするのに何分かかりますか。——防衛庁長官、知らぬの。あなた専門家じゃないの。
スクランブルで見たところが、レーダーに映らなかったたくさんの航空機がこっちに向かって飛んでくるというので、さあ、ほかの隊も上がらなくちゃならぬという場合に、ワン・スコードロン、一中隊が上へ上がって勢ぞろいするのに何分かかりますか。——防衛庁長官、知らぬの。あなた専門家じゃないの。
十数分といいますと、レーダーに入った航空機が、十数分といっても十一分か十九分かわかりませんが、どれくらいわがほうに直進してくるのですか。何キロ、速力は一マッハとして。
そうしますと、わがほうの要撃戦闘機中隊が上空で編隊を組むころには、もうわがほうに侵略し来たった航空機は頭上におる、あるいはもう通過いたしておる、こうなりますね。
ソ連と戦争することはないと思いますけれども、ソ連の空軍司令官は、遠いところから空対地、ミサイルをぶっ放して、相手方の防空圏に入らなくても攻撃ができる、こう言っております。そうしますと、うちの要撃戦闘機というのは無効である。つまり飛び上がっても相手方がおらぬ、だれもおらぬところに飛び上がる、こういう形になりますね。
先ほどスクランブルをやります航空機には、空対空ミサイルが積んでないと言いました。空対空ミサイルは、これは総数何ぼ持っているのですか。それからわがほうの実働基数は何基ですか。
田中総理、このこまかい質問をいたしましたのは、あなたが防空機能については有事即応だと言われたが、実際は、スクランブルをかける飛行機が飛び上がることは飛び上がるようになっておりますけれども、それが防空能力があるかというと、たとえばミサイルにいたしましても、二ないし数回しか飛び上がれないという程度なんですね。その実情をやはり国民に訴えなければ、わが国の防衛の現状はわからぬわけであります。 さて、F4を四次防では大いにつくるのでありますが、F4の飛行場は厚さが二十五センチ要ると聞いておりますけれども、F4の航空機が飛べる飛行場は幾つありますか。
それは最終的にいつ使えるようになるのですか。
総理、有事即応と違いますね。飛行機は買え買えといって予算を出す。ところが、飛行機はつくっても、飛ぶ飛行場というのはいまのところ百里一つであって、四次防期間というとあと四年かかりますでしょう。四次防期間が済んだときには四つの飛行場で飛行機を飛ばすことができる。これは有事即応とは言えませんね。何のために飛行機を買うのかということをむしろわれわれは言いたい。そうなりますでしょう。どうです。
もともとF4という飛行機を買うところに無理があるのです。そういうもろもろの問題があるということを承知をして新しい航空機の装備をすべきである。ところが、いまのように飛行機はそろったが飛行場がおかしいということは、これは健全な防衛体制とは思えません。 レーダーサイトにつきまして、四つのレーダーサイトが八時間勤務しかできない、二十四時間勤務できない、このように報道されました。これはおかしなことであって、それならば、その間にもしどっかの飛行機が飛んでくるとつかまえられない、こういうことになります。これも有事即応と違いますね。いかがですか。——防衛庁長官、一ぺんくらい答えてくださいよ。
時間がございませんので、答弁は簡単に願います。 海の場合も、たとえばP2J、これは対潜哨戒機でございますが、いろいろな電子機器を積んでおる。これをちゃんと整備をしなければならぬ。その電子機器の整備員の数が足らぬ。六割ぐらいしかおらぬ。防衛庁長官、そうですね。
陸上自衛隊のことを一つ聞いておきますが、百五十五ミリのりゅう弾砲をぶっ放す、この特科で十分に人員が足りておりますか。防衛庁長官。
これは定員の問題ではないのです。減員を充員する問題だ。 労働大臣、若年労働者というのは、年々これからだいぶ減ってくるのでございますが、どうですか、若年労働者というものは大いにふえてくる傾向はございますか。
総理、四次防というのは、昨年以来、おかしな形で大綱を出して、それから一年近くたちましてから内容を出したりいろいろなことがございましたね。しかし、いまや四次防というのは兵器を調達する計画なんです。しかし、その兵器は人間がいなければ動かない。いま慢性的な欠員があるわけであります。その欠員も、重要なところに足らぬのですね。その現状を前にしながら、なおやはり兵器を買おうというようなことは、国民の側から見ると、人の面から見ましても、これは有事即応ではないのであって、あなたは、国民の命を預かる責任者として、いつ何どき、どんなことがあっても、国民の命は守りますということでなくてはならぬ。ところが人の面でも、いま労働省が答えたようにきわめて窮屈であ
時間が参っておりますので、最後に総理から総括的なお答えを願っておきたいのです。 いま二、三の例だけを申し上げましたが、私は、もっと微に入り細をうがって、防衛庁長官から、有事即応体制になっていないということ、それは物と人の面においてそうだということ、これを国民の前に明らかにしてもらうつもりでございましたが、時間がないので省略をいたします。しかし、問題は、それを知りながら、なおかつ兵器調達計画にばく大な金をかけて、そして現員を見ると、現実に人が集まらないし、労働省が明らかにいたしましたように、若い人々はきわめて窮屈になってくる。この現状を前にしながら、定員だけのワクをふやそうとしておる四次防はやはり改めて、有事即応体制にあること、こ
終わります。
田中総理はソ連政府に向けてまた親書を出されたようでございますが、先ほどの外務大臣の御答弁によりますと、ことし第二回目の日ソ平和条約締結に関するわが国とソ連政府間の交渉を開きたい、こういうお話でございます。そのときに、中ソ間における友好条約というのが現存しているんでございますが、あれは廃棄をしてくれといわれるおつもりですか。
あなたのほうの政府では、そういう意味合いでは日ソ平和条約締結にあたっては日米安保条約は無関係、こういう立場ですね。
日ソ間にこれから締結しようというのは平和条約です。平和条約というのは、戦争状態があって、これを終結せしめて、これから新しい平和の関係をつくる基準をつくるわけでございます。日ソ間にはすでに共同宣言があって戦争状態は終わっておりますが、それはそこまでである。したがってこれから平和条約を結ぶ場合、世の常の交戦国間に交戦状態を終わらせて平和状態を続けていくために、結ばれる平和条約には、やはりタイプがあろうと思うのです。この前の委員会で私はあなたに、そういう場合に軍事条項は入れないなということを申し上げたところ、私の言う軍事条項など意味がよくわからない、こういうお話でございましたが、たとえばソ連とフィンランドとの間の友好条約、これは平和条約の
これは重要な点でございますので、外務大臣にひとつ御確認をいただいておきたいのです。 いま局長が申しましたが、この前の共同宣言以上の、それに含まれていない軍事的なあるいは安全保障上の約束は、平和条約をソ連と結ぶ際にはしないと理解してよろしいか。
今度は中国のほうでございますけれども、中国とはこれから平和条約を結んでいくわけです。この場合も、中国に対して、中ソ友好条約を失効させるような手だてをとれとは言われないですね。