多人数に対して被害を及ぼすのは一緒ですね。
多人数に対して被害を及ぼすのは一緒ですね。
防衛庁長官、伺いますが、あなたは、先ほど、つまり爆撃装置はつけない、こういうようなことを言われましたが、ナパーム弾のごときはつけられますか。
これは重要な問題でございますから、よく研究してください。当然多人数を殺傷するというのは、機能は同じである。機能は同じであれば——いわゆる爆弾をつけない。しかし爆弾なんて、爆弾の形は、いろいろ進化してくるわけであって、われわれが二十年前に戦争しているときでも、彼らはいろいろなものを発明してきたわけであって、おれのところではいままでの爆弾はつけません、そんなことは通りやしません。殺されるのは一緒だ。 そこでひとつお伺いしたいのは、バルカン砲を積んでおるのでありますけれども、これは何かよく当たらないということを聞いて、心配をしております。どの程度射撃精度が——地上でなく空中で、搭載しておるバルカン砲の命中精度は、どの程度ですか、伺いた
あれほど大問題になった命中率ではありませんか。具体的な数字は持っておりませんで済むのでしょうかね。 では、サイドワインダーというのは、何発出ますか。
わが104は要撃戦闘機だと思うのですけれども、上がっていって、サイドワインダーを撃つ。しかし、それは一目標ないし二目標いけるかどうかわかりませんが、それに対応するだけであって、もし飛んでくる対象が多数であった場合には、一体どうするか。サイドワインダーを撃ってしまえば終わりだ。そうすれば、バルカンにたよらざるを得ない。したがって、私は、バルカンの命中精度というものは、重要な問題だと思う。お答えを願いたい。
現在104は、実働機数は何機ですか。
百七十四機中、バルカンを搭載しておる機数は何機ですか。
なぜ半数しか搭載していないのですか。搭乗員は、先ほど申し上げましたように、要撃任務を与えられておっても、サイドワインダーというのは、先ほど申し上げましたように、撃てばおしまいだ。そうしますと、自分の任務を果たすためには、バルカンにたよらざるを得ない。どうして半分しか搭載しないのですか。お答えを願いたい。
おかしな話ですね。先ほど防衛庁長官、胸をたたいて、そんな通常のボンバーのごときものは航空自衛隊は全部撃ち落としてみせる、こう言われた。ところが、いま聞いてみますと、半数しかバルカン砲を搭載していない。そんなことでいいのでしょうか。国民に対して申しわけが立つでしょうか。財政的な問題だということになりますと、一体どういう財政的な問題なのか。予算上は計上してなかったですか。
正確に聞いておきますが、そうしますと、104は実働機数がいま百七十四機、これは予算で全部立てた。しかしながら、それに装備すべきバルカンに対しては、予算上も半数しか入手していない、こういうことですか。
入手したのは半数——百七十でございますから八十ぐらいじゃないかと思いますが、実際に稼働しているバルカンは何丁ですか。
防衛庁長官、この答弁をお聞きになって、あなたどんな感じがしますか。私どもは心配しておるわけだ。ともかく国民の税金で、たとえば104を一機つけるかわりに住宅を建てたら何戸できるかわからぬ、こういう世論があるときに、無理して無理してこの飛行機を買い込んでいる。それが全力投球もできないような状態でいま航空自衛隊にある。その搭乗員は、一体どんな気になるでしょう。飛ぶには飛ぶ、しかし兵器ではない、こういうことであっては困るじゃありませんか。いま予算上は八十程度だけれども、あとはわからぬ。実際につけて訓練しておるのは、つまりスクランブルをやっておかしければ発砲しなければならないのに、発砲し得ないような航空機を持っておったって、しようがないじゃあ
防衛庁長官、私が申し上げておるのは、少なくとも104を採用して、これで要撃戦闘行為をやらせようとするなら、その行為ができるように、その能力をちゃんと一〇〇%持たすのが、あなたの責任じゃないかと言っておる。それは財政的かどうかわからぬが、あなたはあとナイキ何とかがある、ホークがある、そんなことは別の問題だ。ナイキはナイキで問題がありますよ。その部品生産を日本でやっておりますか。飛ぶか飛ばないか、だれがわかりますか。神さましかわからない。それはそれで問題がある。しかし、私はそれを聞いておるのではない。なぜ一体この104に対して全力投球できるようなことにしてないのか。だれかが責任あるじゃないですか。おかしいじゃないですか。もう要らぬのです
サイドワインダーと言われるから、先ほど申し上げた。サイドワインダーは、一ぺん遭遇して撃ったら終わりだ。しかし、対象は一波だけで来るのではない。たくさん来る。したがって、そういう場合に、第一次遭遇でサイドワインダーを発射したら、第二次が来たときに無能力な航空機に乗っておる搭乗員は、一体どんな気持ちになるか。この辺はもっとしっかり考えてもらわなければ、あなた方にまかせるわけにいかぬ。
サイドワインダーについては、前の松野長官も、その赤外線追尾ではだめだ、だからレーダーをつけてやると言っておりましたが、それは別ですよ。しかし、それはどっちにしたって、たとえ一機で四発持っておりましても、それで何機落とせるか、わかり切っております。しかし、第二次遭遇に対して104を使わないというなら別、使うというなら、使えるようにするのがあなた方の義務だということを申し上げておるのです。その責任問題をやっておりましても、財政的に大蔵省に責任があるような話だ。けれども、財政取ってくるのは長官、あなたの責任だ。 そこで、この前、これは空から来れば空だ——どうも空もたよりなくなったのでありますけれども、この第三次防衛力整備計画の大綱とい
それは伺えませんね。ともかくナイキの配置場所、ホークの配置場所、それから要撃戦闘機の配置場所等々から勘案してくれば、この重要地域というのは、一体どういうものか、どういうものを想定してこの文字を書いたかということば、御答弁があってしかるべきじゃないか。そんな、人口とか経済とか常識的に……。私は、やはりそれぞれの部隊が任務を与えられるのは、ここの地域を守れ、こういうことで任務を与えられておるのであって、常識的にやれなんというような任務をあなたはお与えになっておるわけはないと思う。もう一度、重要地域についてお答え願います。
重要地域というのは、政治、経済、交通、防衛、それぞれの重要地域だ。具体的には、政治、経済の中心地といいますと、僻村ではなくて、人口のたくさんおる大都市ということになろうと思う。交通の要衝といえば、それはそういう交通網の集結しているところ、大都市が多いのでございますが、その他にもございましょう。防衛上の重要地域、日本では防衛上の重要地域といえば、わが自衛隊の航空基地——普通の航空戦闘が行なわれるときには、まず航空基地をたたく。イスラエル空軍がアラブの空軍基地をたたいた最近の事例を見ても、ごく明らかだと思う。その場合に、日本にはアメリカの空軍基地があるわけだ。一体その防衛上の重要地域という場合に、アメリカの基地、日本の基地、そういうもの
アメリカの基地も入っていますね。
この前の予算委員会で、あなたに対して私は、アメリカ軍との間に連合計画のごときものはあるかということを質問いたしました。あなたはそういうものはないと言われた。しかし、いまの重要地域防空ということだけを考えましても、一体それならばアメリカ軍の基地はだれが守るのか。アメリカ軍はベトナム戦争のために、その大部分の要撃戦闘機を日本の内地から外へ出しているように思います。そうしますと、まさにいまあることが起こった場合に、それらの基地の防衛というものを、日米安保条約の趣旨に照らせば、わが航空自衛隊がやらなくちゃならぬ、こういうことになるのじゃないか。だといたしますと、一体アメリカ軍の防空力とわが航空自衛隊ないしその他の防空力との間に、何らかの守備
何かアメリカ軍と協定をしたら、何とか計画ではないかと言われそうな気持ちがあなたにあるのかもしれませんが、実際に有事即応ということで航空自衛隊が動いておる限りにおいては、もしあなたが航空自衛隊の搭乗員あるいはある一隊の指揮者であるのなら、自分の守備の限界がわかっておるわけだ。そうならば、自分の限界以上のところは一体どうなるのか、これはだれだって心配するのが当然だと思う。協定がないと言われるから、あるだろう——持っていれば出して、これ見ろと言いたいところですが……。 それではちょっと話を変えまして、この前日本海で第七艦隊とそれからわがほうの海上自衛隊とが共同演習をした。これはあなたも国会で御報告になったと思うのです。あの共同演習の場