もう一点。この条約に参加をしておりませんフランスは、昨年の九月以来南太平洋のムルロア環礁で一九六七年度を期して水素爆弾の実験を行なおうという準備を現実に進めてきております。つまり、これが行なわれますと、再び太平洋地域には汚染された大気が立ち込めるという、そころまではいかぬかもしれませんが、われわれ日本人としても非常に大きな被害をこうむってくる。もちろん、これはフランス側の計画でございますから、現実にその時期にそうなるかどうかはまだこれからの問題ではありますが、しかし、フランスの政府はすでに方針を立ててこれを企図しているわけです。そこで、ひとつ、日本政府としては、これが行なわれないように、たとえば国連の中で一番多く被害をこうむるであろ
