もちろん、ある分量をあらかじめ考えて計画を立てていく考え方をとらぬというのは、それは一つの方法ですね。そのときに考える、それはそれで考え方としてはあり得ると思うのです。しかし、われわれが心配するのは、これは未来にわたって支払っていくわけだから、一つ一つの事件で借りておると、気がついたときにえらいことになる。そのえらいことになっておるではないかと考えておる人は現にたくさんある。だから池田首相は、池田内閣はまだそういうことを考えぬでよろしいとか——日本の経済復興過程においては、外資も貸してくれなかった時代もございました。借りたほうがいいというので政策を進められてきた気持は私はわかりますよ。わかりますが、これからいよいよ競争が激しくなった
