いわゆる一朝事あるときに、北海道との間の連絡を確保することが必要であることは申すまでもないのでございます。しかし、御承知の通り、今日の平和憲法の時代におきましてこれを表面に打ち出しまして、国防上の関係からこの経費を使うんだということにつきましては、いろいろ考えなければならぬ影響もございますので、私どもといたしましては、あくまでも産業開発のために必要だという二とを重点としてこの問題を取り扱ってゆきたい、こう考えております。
いわゆる一朝事あるときに、北海道との間の連絡を確保することが必要であることは申すまでもないのでございます。しかし、御承知の通り、今日の平和憲法の時代におきましてこれを表面に打ち出しまして、国防上の関係からこの経費を使うんだということにつきましては、いろいろ考えなければならぬ影響もございますので、私どもといたしましては、あくまでも産業開発のために必要だという二とを重点としてこの問題を取り扱ってゆきたい、こう考えております。
西田委員の御質問はごもっともだと思います。もう少し熱を持ってやる要があると思います。ただ、問題は、単に金が不足だから調査が進まないというだけでなくって、私はしろうとだからよくわかりませんけれども、金はあっても、日本の技術上のいろんな制約、これは世界的にもあまり例のないような長くて深いというような事情もありますので、単に金だけ持ってきても、今の一億円の金すらよう使わないような、これが熱意が足りないからそういう結果になったんだという点が私は絶無とは思いませんけれども、実際上こういう技術的の面の制約があるのではないかと思います。これは私、よく調査して御返事しているのじゃございません。私のしろうと考えで御返事申し上げておるのであります。従い
私の答弁の最初に申しましたように、全然技術的に無知の私が、国鉄関係者と何にも相談の時間の余裕を与えられないで、今お前の考えていることを返事をしろというお話でございますから、おそらくそんなこともあるのではないかという、無知なる私の想像であります。従いまして、これは国鉄技術当局と十分打ち合せをする余裕を与えていただけば、その技術的の点もよく打ち合せをして御答弁申し上げます。ただ、熱意を持ってこの青函トンネルの完成を一日も早くしなければならぬということは、全く御同感でありますから、できるだけの尽力はいたします。
交通政策が日本の最も必要とする産業開発の上に非常に大きな影響を与えることでありまするので、陸運、海運、空運を通じまして基本的の総合計画を立てるべきであるという片岡委員の御質問はごもっともだと思います。ただ、現実の問題といたしまして、そういうふうな計画を立てますために一番理想的な形は、いわゆる統制経済的の運営をいたしますとそれが非常にはっきり案も立ち、また実行も可能なのでありますけれども、自由主義経済機構を基調といたしておりまする今日のただいまの政府のあり方によりますると、案を立てまして、全体の日本の交通——それは陸運、海運、空運を通じまして、たとえば人間は航空機による、荷物は海運による、陸運は旅客と貨物と両方をまかせるというふうな大
大体の構想といたしましてはごもっともだと思います。自動車の進歩、飛行機の進歩、ことにヘリコプターなんかの目ざましい進歩、船も原子力船が実用の域になりますことは、もうほんとうに見えすいた時期に来ると思います。また、そういう科学上の進歩と相応する日本の交通政策を基本的に研究いたしますことは、ただいま御指摘になりました都市だけのような局地的のものでなくて、日本全体の交通政策を基本的に考え直す必要性は感じております。しかし、事務的におそらく今まだ——私が知らないのかもしれませんが、私はまだそういう基本的な調査をしておる機構のあることを存じません。しかし、その必要性は十分に痛感いたしておりますから、十分に注意して、その方面に研究の力を注ぐよう
鉄道の乗務員の非常な重労働であることはよく承わって承知いたしておるのであります。しかしながら、片岡委員の言われます通りに、それは頭で考えているので、体験が何にもあったわけではございませんから、おそらくわれわれが頭で考えておることは、現実にそのぶつかっておられる方の気持の何分の一にも達しないと、まあ思うのであります。従いまして、それから起ってくるいろいろな事故に対する処置の仕方に対する取扱い方につきましても、現実の問題にぶつかっておる人ほど切実感が少いかもしれません。つまり絵で見た、頭で考えた地獄極楽でありますから、現実感が非常に乏しいかもしれませんが、しかし、そういうふうな必要があるであろうなという程度の想像はつくのであります。従い
海運国であります日本が第三国間の海運業に対して熱意が今まで足りなかったではないかという御指摘はごもっともだと存じます。そこで、おそまきながら今度初めてそういう方面に対する政府の助成金を踏み切ったわけであります。これは私が申すまでもなく、いくさに負けまして、すべてが全部新しく新発足しなければならない。過去十数年の日本の実情は、日本の国内の目の前に見えたいろいろな緊迫な問題に追われまして、自然海外の方には手が伸びなくて、手おくれになったというような言いわけのようなことでございますけれども、そういう現実になったと私存じておるのであります。幸いに国内の整備もだんだん緒につきましたので、今度初めてまあ第三国間の助成に乗り出したわけでございます
全然御同感でございますから、さっそく郵政大臣と打ち合せをいたしまして、具体的な処置をいたしたいと思います。
今さら繰り返して申し上げるまでもございません。国鉄は公共機関といたしまして、公共の福祉増進ということが、一番すべての行政の根幹となっておる。それに独立の企業体という立場を考えた採算性をできるだけ十分に取り入れるということが、国鉄経営の基本性格だろうと私解しておるのでございます。従いまして、単に採算性というところだけを考えましたならば、当然こんなところへ敷く必要はないではないかというような線も、公共性の面から見て取り入れなければならないような事態があることも、私率直にこれを認めるのであります。私も実はついこの間までビジネスマンでありまして、ことに小さな鉄道を運営したこともあるのでありまして、御指摘の点はよくわかります。今からレールを敷
国鉄の公共性と採算性との調和ということは非常にむずかしい問題で、おそらくすべての問題にこの矛盾した二つのものさしが至るところでぶつつかるわけであります。しかし先ほども申し上げましたように、今日の少くも機構のもとにおきましては、国鉄はまず公共性の問題が優先でありまして、その公共性を害しない範囲内において、できるだけ採算をとっていくべきが、これが基本方針になっており、またそうすべきだと考えております。従いまして、今のような場合に、御指摘のような場合に、だからこれはすぐこの部分だけは公共性に基くものだから、国家がたとえばその利子負担を分担をするとか、いろいろな助成をすべきであるかということは、御議論としてはごもっともだと思いますし、ことに
片岡委員の御指摘になりました経常費は受益者負担ということも考えなければならぬのではないか、今の運賃のきめ方は、受益者負担ということは全然念頭に置かない運賃体制である、という御非難があったのであります。御承知の通り、私は全く御同感で、先般運賃の値上げをしたのでありますけれども、遺憾ながらこれは、片岡さんの同僚議員からひどく非難をされまして、大衆の負担において経営者の利得を考えてはならぬという御指摘を受けたのであります。私は合理的な値上げは認めなければならぬという信念を持っておりましたので、そういう御非難があったにもかかわらず、この間の運賃の値上げは認めたのであります。御指摘があるまでもなく、九割にも及ぶ、ほとんどただに近いような運賃制
ちょうど先ほど片岡委員の、国鉄の持つ使命の中の採算制の方に重点を置いた御質問があり、ただいまの千田委員の方は、ひとしく国鉄の持っている重要な性格の基本をなす公共性に重点を置いた御質問であるのであります。繰り返してたびたび申しましたように、この両方とも国鉄は無視することのできない立場にあるのでございまして、先ほどから繰り返し申しましたように、公共性の性格を損しない範囲内において採算制を考えていくことを基本政策としたいと、こう考えているのであります。ひとしく日本に日本人として生まれて、一方においては非常にぜいたくな汽車の運行が見られているときに、全く時代はずれの旧式の汽車、また全然交通機関に恵まれない人ができるということは、公共性という
特に運輸状態だけの視察のために参ったことはございません。実は今までは御承知の通り、長い間未解決のために放任されておった大きな問題がたくさん蓄積されておりまして、それの解決にほとんど懸命の努力を払って参ったのであります。幸いに長い間の懸案が、いろいろな御批判もありましたけれども、とにもかくにも大体片づいて参りましたので、これからは将来いかにすべきかということに重点を置いて研究して参りたいと、こう考えております。
国際観光に力を入れますことは、その裏づけとして国内観光施設の完備がなくては、お客だけ連れてきましても、それに満足を与えないで帰すとナンセンスになりますから、国際観光、国内観光と分けて取り扱うことは、私はいかぬと思います。国際観光をやるためには、どうしても国内観光の受け入れ態勢を完備しなきゃならぬと思っておりますから、決して国内観光を無視しておるわけではございませんで、今度新発足いたします特殊法人の観光協会ができましたら、これは今の全観連をみな吸収するのでありますから、つまり、国内の観光業者がみな入って参りますから、この新協会が御指摘のような点に手落ちのないように立案運営して参りたい、こう考えております。
この前も申しましたと思うのでありますが、これらの仕事は国策として養成していくいわゆる基幹産業でありまして、これらの工場で作ります製品の原価を下げますために払われた努力であります。その結果は国民全体、直接にはその会社の従業員であります。先ほど富士製鉄、お前の弟の仕事じゃないかと言われましたけれども、あれはサラリーマンでありまして、月給取りで、あれが水路ができたからといって私の弟は一つも損も得もかいいのであります。でありますから、個人企業であれば今御指摘の通りでありますけれども、サラリーマンであるという点はわれわれと少しも違わないのでありまして、決して私の弟の個人の利益ではございません。日本の基幹産業である製鉄業の国家が育成するというこ
これらの基幹産業は単に今度の港湾浚渫の点ばかりではございません。いろいろな国家の、保護を受けております。従いまして、かりに今のお説の通り八幡は国家の保護がなくとも自分でやろうと思っておったものであるといたしますならば、その資金の余裕は必ずその設備の改善ですとか、いわゆる輸出性基幹産業でありまする製鉄のコスト・ダウンに役立つ方面にそれが使われまして、それだけ日本の鉄の原価は下っておると思う。それが同時に、日本の輸出産業を非常に振興するという国民全体に影響を与えると私はこう考えておるのであります。それであればこそ、この計画は決してこそこそ作られたものでもなんでもございません。十分に各関係官庁及び民間一般の人の意見を聞きまして、これらの基
国鉄のあり方については、根本的に考えなければならぬ点があるとは考えております。しかし、今、岩間委員の御指摘のように、民間に伝えられておりまする国鉄の分離問題というようなこと、あるいはこれを民間に、民間経営に移すというようなことは、ただいまのところ少しも考えておりません。
国鉄総裁の意見に全く同調いたします。 —————————————
いろいろ御意見もおありのようでありますけれども、私はこの程度の投資は、そう根本的な、心配するほどの運営にはならぬ。この程度の条文で、優に抑制ができる、こう解釈いたしております。
志免炭鉱の問題に入りますと、またいろいろお話が長くなるのでありますが、たびたび申し上げましたように、今日の状態では、志免炭鉱を経営するということは、国鉄本来の使命を遂行する上にあれを持たなくてもよろしい、そういうわれわれは観点に立って志免炭鉱問題を判断しておるのであります。今問題となっておりますターミナルの問題一は、国鉄の事業運営の上に必要な施設でありますから、金額の問題ではなくて、志免炭鉱の問題とこのターミナルの問題とは仕事の性質が違う。金額の問題じゃない、性質が同じでありますれば、志免炭鉱で、三、四億も出せば独立経営ができるのに、それをやめておいて、そうしてこのターミナルの問題に金を出すのは首尾一貫していないではないかという岩間