国際情勢の推移が非常に大きな影響を与えますので、このままの状態が続きますと、今後北方漁業が起りますと、さらに手薄になりますので、今のような状態が続いております限り、ぜひ来年度には巡視艇の増強ということを具体的に考えなければならぬようになると観測しております。
国際情勢の推移が非常に大きな影響を与えますので、このままの状態が続きますと、今後北方漁業が起りますと、さらに手薄になりますので、今のような状態が続いております限り、ぜひ来年度には巡視艇の増強ということを具体的に考えなければならぬようになると観測しております。
お答え申し上げます。日本の海運業が終戦直後ほとんど壊滅状態になりまして、今日までにやっと四百五十万トンまで回復して参ったのでございますけれども、なお、経済の伸びを見通しますと、昭和三十七年までには、私どもの計算だと、先ほどお話しになりました社会党の計算よりは少し低いのですけれども、六百九十万トン、こう予想しておるのであります。従いまして、どうしても毎年五十万トンくらいの船は新しく作っていきませんと、日本の経済の伸びに追いついていけないこと、お説の通りであります。従いまして、私どもも昭和三十四年度の予算に百八十億円の資金の支出を盛っておりますわけでありますが、ただ、船を作りますことの必要であることは、これはもう一点疑いをいれませんけれ
お答えいたします。国鉄の公共性と企業性の調和をどこでとるかということは、私、運輸省に参りまして最も痛感した点はその点であるのであります。一見、今の運営を見ますと、私ども多少民間の仕事の経験をしておった者から見ますと、私企業の弱点と公企業の、国家事業の弱点と、両方だけ兼ね持っておるような感じを受けたことが多いのであります。これはかりの考え方でありますけれども、これを全然、かりに民間企業的に経営いたしましたら、今度は別の方法で公共性に対する制約を加えましても、私はりっぱにペイしていく仕事だと、こう考えております。その建設を借入金でやって、だんだん借入金が多くなったら、おしまいには借金の利息でどうにもならなくなりはしないかというような御心
ごもっともな御質問だと思います。率直に申しまして、今御審議を願います観光協会法案は、私の本来の理想からいいますと、よほどほど遠いものです。案自体に非常に不満足な点が多いのであります。私の理想は、日本のように天然資源の少い国におきまして、国際収支のバランスを合せるようにいたしますためには、世界に誇るりっぱな風光をドルにかえる方法ということに重点を置くべきだと、こう考えておるのであります。ところが、今日まででは、観光事業というものは一種の不要不急の仕事であるかのごとく、また同時に、銀行なんかの目から見ましても、いわゆる国際収支の上に非常に貢献するまじめな企業だというような扱い方をしておらないのであります。従いまして、この観光事業そのもの
この借入金の問題は、私が本来考えておりまする理想に比べますると実に不徹底なことになっております。私は率直に申しまして、外資をこれに導入したかったのであります。そうしてそれは決して空論ではありませんで、ある程度小当りに当ったところでも、日本の観光事業に対してはアメリカも非常に関心を持っておるから、それは不可能ではないというある程度の、全くの想像話でないところまでの話はしておのるであります。ただ、それにはどうしても政府保証がありませんと、新しく作って、まだ基礎の全くできておらない会社の信用では借入金ができないものでありますから、これを単に借入金ができるということでなくて、その借入金には政府保証をしてもらいたいということに私が最後までねば
その通りであります。その通り考えまして、私は、日本観光協会というものをインビジブル・エキスポートのジエトロ、こういう名前を使って交渉したのであります。いわゆる貿易外収入を、貿易の補助機関であるジェトロと、そうしてインビジブル・エキスポートの観光と二つにして見て、ジェトロに二十億円出しているなら、せめてその半分の十億円を出してくれてもいいではないかというので原案は十億出したのでありますけれども、それが遺憾ながら二億になったわけであります。全く御同感でありますから、非常に私は力強く感ずるのでありますが、相澤さんのような方が大蔵省に一人でもあったら(笑声)観光協会の面目も変っておるんじゃないか、こう考えております。
その点も全く相澤委員のお説と同じことを考えておったのであります。ホテルを自分が経営しないまでも、建設だけはして、そうしてその経営はホテル業者にまかすというようなことをとりあえずやるべきじゃないか。それで全くこれは、今度の法案は、最初考えて法案の残滓なようなものだと申しましたのは、最初はいろいろな事業計画をこれに盛っておったんであります。ところが金がなくて実際何にもできないもんでありますから、やむを得ず全く形ばかりのこういうものができた。しかし、先ほど申し上げましたように、これは一粒の麦であり議すから、これをもり立てていって、先ほど来申しておりますような理想的の観光協会にこれをもり立ててゆく、そのときには少くともホテル経営をしないまで
実は、先ほど申しましたように、私どもの考えおります最初の原案のようでしたら、いろいろの事業をこの協会がやりたいと思いましたから、外車の輸入、いわゆる外客接待用の車の輸入は協会が一手にするくらいなことがやりたかったのであります。ほんとうに外客接待用にのみ使われる。今は外客接待用という名前で大会社の重役さんが乗っているというようなことがあるやに聞いておりますので、そういうことがないように、ほんとうの意味における外客接待用に使いたいと、こう考えておったのでありますけれども、今の、先ほどからるる申し上げましたような事情で、そういうことができなくなったのであります。具体的に今何台ぐらい希望があるかというようなことにつきましては、政府委員からお
形の上から申しすまと、運輸大臣が任命するのであります。選挙ではございません。しかし他のこういうような同種の企業についても言えることでありますが、形は運輸大臣が任命するといいましても、実際はいろいろな団体なんかの推薦によっておる場合が多いのであります。ほとんどそうなっております。従いまして、勝手に全く運輸大臣だけの思いつきで任命するというようなことはございません。必ず業者の意見を聞くとか、あるいは関係官庁のいろいろな意見を聞くというようなことをいたしまして、それに基いて任命すると、こういうふうに考えております。
今の規模でこういうむずかしい条件をつけたら、ろくな収入もないからろくな人も来ないと思います。ただ、これが先ほど申しますように、大体の構想が非常に大きかったものですから、そのときの残滓が、残滓と申しておりますのはそういう意味でありまして、これが非常に大きな規模であり、先ほどちょっと夢物語と申しましたけれども、一種の観光省にもなるくらいな大スケールのものだということを考えたときの規定ばかり残っておるのであります。従いまして、非常に有能な人が喜んで就任してくれるという段階にはなかなかならぬのでありますけれども、これの役員になるのが、何を捨ておいてもこれになりたいという希望者が出る程度の特殊会社に早くこれをもり立てていきたい。でありますから
私が日本の観光事業を発達さしたいと思っております規模は、非常に大きく考えておるのでありますから、将来日本に大きな世界的なホテルがどんどん進出してくることは、これは拒むべき問題ではなくて、むしろ歓迎すべきものだと思うのであります。従いまして、そういうような日本の観光事業のために、外国人が非常に熱心にそれに参加して、その発達に協力してくれるような事態が起ることは、むしろ私は念願しておるのであります。ただ、現実の問題といたしまして、今日の今御審議を願います程度の規模において、外国人が入ってくるということは、実際問題としてはほとんどないのじゃないかと思います。理想の、私どもが理想としております規模になりますると、おそらく、そのときには外国人
実は、これは今御指摘になりました条文は、この特殊法人のほとんど例文であります。特にこの日本観光協会法人だけの例文ではないのであります。しかし、理想を申しますると、将来日本の観光事業を発達せしめますためには、この例文より以上の意義のある税法上の保護措置も必要になるのではないかと考えておりますけれども、今日の程度では、持ち出しましても、先ほど申し上げましたような観光事業に対する大蔵省の認識の基本が変りませんと、なかなかむずかしいと思います。ただいまのこの条文は一般の持殊法人の例文にすぎません。
産業と観光事業との関係という御質問自体が、観光事業に対する認識が私と違うので、私は観光事業はりっぱな産業だと、こう考えておるのであります。製鉄業や紡績業に劣らないりっぱな産業だ。これがとかく観光事業は——ホテルとかあるいはいろいろなクラブのようなものは、先ほども申しましたように不要不急の施設あるいはぜいたくな施設であるというような扱い方がかなり日本の常識となっておりますことが、本来の日本の観光事業のあり方を発揮する妨げとなっておると考えておるのであります。従いまして、私は日本の究極の目的は、国際貸借のバランスを、外国の力を借りないで合せていきたいという究極の目的を達成いたしますためには、だれでもが言うことは、輸出の振興ということであ
私が観光事業に力を入れます一番おもなところは、日本の輸出入のバランスを合せたいという点に重点があります。従いまして、いたずらにドルかせぎばかり考えるのはけしからぬという御指摘でありますが、一応はそれはやはりドルかせぎをおもな目的といたしまして、そうして友好関係の増進ということは、それに伴う付随のものだと思います。 それから何を見せたいかという御質問でありますが、これは日本全体を見せたいのです。日本の風光全体を見せたいのです。それに伴って日本固有の古い文化、そうして日本人の人情の豊かな点なんかを現実に即して見てもらいたいとも考えているのであります。外国から来ました人が、ほんとうに来てよかった、日本の景色だけは宣伝文書で受けた印象以
先ほどからドルかせぎがとりあえずの目標だと申しましたことは、決して日本を東洋のモナコにしようという感じじゃございません。これをりっぱな産業として成り立つ、いわゆる生産業という位置に観光事業を持っていきたいという理想のもとにやっておるのでありますから、非常な卑屈な、そこらの客引きのような態度に日本国民をしようということは毛頭考えておりません。りっぱな企業、りっぱな産業としての経営者の抱負と資格を持つ人にこれを経営してもらいたい、こう考えているのであります。現に、日本以外のいわゆる観光収入をあげておる国の例を見ますというと、イギリスとかアメリカとかカナダとかいう、ああいう大国が、りっぱなこれを産業として発達させ、外貨をかせいでおるのであ
ただいま山下政府委員からお話しいたしましたことを少し補足して申し上げますが、今、フィリピン、イドネシアにいたしましても、問題となっておるのは、私どもから言わせると、自国の海運界の事情を無視した全く突拍子もない理想案的のことを要請してきておる。現地の事情を多少知っております私といたしましては、ほんとうにまじめに考えておるのかどうかということが疑いたくなるような現地の実情であります。現地でほしいのは五百トンないし千トンの船が非常に必要なんであります。フィリピンは、御承知の通り、七千の島でできておりまして、その間は小船で連絡をとる以外に方法がない国であります。それが戦争中にほとんどなくなりましたので、極端な例を申しますと、ダバオからマニラ
先ほど申しましたように、向うの能力のあるということと、それをほんとうの資金の裏づけのある注文にするということは別なことでありますから、その点は一つ分けた方がいいと思います。それで私、賠償の全権に参りましたときに、今、小柳委員の御質問になりましたような数字を手元に一ぺん集めたことがあるのであります。というのは、何そうぐらいできる、各島の人口、交通量を策定した資料を持っておったのであります。そのときは五百トンないし千トンの船を相当数量賠償の中に繰り入れるという案でありましたために、そういう資料を持っておったのでありますけれども、それは今、私の手元に、ここにはございませんので、おそらく運輸省にも、日本内地のことではありませんから、その資料
山下政府委員の答弁を少し補足いたします。今、小柳さんの五年後はどうするかというお話を、実は私は五年後こそ非常に楽だ、ホープだと思うのであります。と申しますのは、東南アジア開発計画なんと申しますけれども、実は全くすかんぴんなんであります。この東南アジア各地方のナチュラル・リソーセスを開発いたしまして、そしてそれがいわゆる購買力にかわりますまでには、私は五年ぐらいからぼつぼつそれが購買力になる、十年ぐらいたって初めて本物になるのじゃないか。従いまして東南アジアの市場を期待しますことは、むしろ五年ないし十年後だと考えているのであります。そのときには、先ほど私が申しましたように、向うの購買力を何とか考えてやらなければならないという心配がなく
この法律は五年と一応考えておりますけれども、五年の間ずっとやっております間に、今申しましたような新しい市場における購買力もだんだんついてくる。それを見合いまして大いにいくようになれば、こういう小規模なものでない案をそのときに立てていきたい。それは多多ますます弁ずる話でありますから、それを拡大強化いたしますことは、きっとその当時の国会の御了解を得られると、こう確信いたしまして、今の多少不安——ほしい気持でいることだけは間違いございません。ただそれをどうして金を払うかという問題だけが今非常に不安なんでありますから、その不安の間はまあこの程度でやっていきたい、こう考えているのであります。
さようであります。ただこの機会に、今申し上げておきますが、大型の船には単価にあまり大きな差はないのでありますけれども、小型の、ことにこの木船には、造船所によって非常に単価に開きがある。その結果、十分内地の事情を知らない人は、値段に釣られて安いところへ注文いたしますと、非常にその日本の造船業の不名誉になるような船を渡すことがあり得るのであります。これは現にインドネシアなんかで起っているのであります。従いましてわれわれは、こういう設備の改善をしますとともに、十分に監督をいたしまして、日本の造船業の不名誉にならないような船を輸出いたしませんと、せっかくの市場が日本の市場でないようになる危険があると思います。十分に監督していかなければならぬ