ソ連邦はわが国の隣国でもありまするし、わが国にとってきわめて重要な相手国であります。日ソ間には、御承知のように北方領土問題が大きな未解決の事案として残っております。これにつきましては、わが国固有の領土であるという点を踏まえて、今後とも粘り強くその返還を迫るということは、当然わが国として必要かつ重要なことだと思います。 しかし、これはまたそれはそれ、そして一方、シベリア開発プロジェクトへの協力等、経済的な交流等につきましては、やはり緊密にまた一層積極的に進めていくことが両国関係の将来にとりましても非常に意義がある。これは領土の問題を一つ考えてみましても、こういった経済的な協力が互恵平等の立場で進められることが重要であるという認識に
