それほど一兆円というのにこだわらないとおつしやるならば、昨年の十二月大蔵小口で査定されたときには、入場税を一般会計に入れておいて、今度百八十三億各省の要求に従つてふやさなければならなくなつて、なぜこれを特別会計の中にお入れになつたのですか。さらに連合国財産補償費であつても、最初はちやんと予算の面に組んでおつたものを、財政法に――まだ財政法の改正案は出ておりませんよ、財政法に違反してまでも、これを使うということをこの予算の中にお隠しになつたのですか。一兆円にこだわらないとおつしやるならば、正正堂々たる予算をなぜお組みにならないか。
