そこで私はもう一つれ伺いいたすのでございますが、先ほど特需について、特需はなくなつても正常貿易によつて日本の国際収支をカバーして行くように持つて行くんだ、こういう考え方を述べておられました。私はその考え方はけつこうだと思います。と思いますが、今日特需と言われますのは、もちろん広い意味の特需でありますが、これが国際収支をカバーして輸入力を増大し、日本経済の復興を早めて来たことは、これは私たち否定するものではございませんが、同時にこの特需そのものが国内の消費を刺激して物価を高くした面もありまするし、まず一番われわれが考えなければならないのは、この特需によつて先ほど岡野審議庁長官は遊休設備を動かしたのにすぎないとおつしやいますけれども、私
