私はケネディ外交に対する批判をしろというのじゃない。ケネディ外交の変化に応じて、それを日本の政治の上に考えなければならない問題はすぐ起こってくるから、これをどういうふうに変化したと思うか思わないか、そういうことを聞いておるのであります。批判をしろというのじゃない。
私はケネディ外交に対する批判をしろというのじゃない。ケネディ外交の変化に応じて、それを日本の政治の上に考えなければならない問題はすぐ起こってくるから、これをどういうふうに変化したと思うか思わないか、そういうことを聞いておるのであります。批判をしろというのじゃない。
私はこれは批判でも何でもないし、事実の認識の問題だと思うのでありますが、ケネディの外交について、その出発当時から今日に至るまでの言論の跡、行動の跡というものを跡づけた場合に変化が看取される、こういうふうにお考えになりますかどうか、この事実の認識を承っておるのであります。
そういたしますと、少なくともケネディ外交の路線というものが一つの行動半径を持っておる、変化をしてきておる、こういう事実も頭の中に入れておやりになる、こういう意味ですね。
私は率直にお尋ねしますが、勉強会を開かれたのでありますから、そういうケネディ外交の路線というようなものについても十分勉強して、その勉強の上に立っていかれる、勉強をしておられる、こういうことでございますか。
私たちの判断するところによりますと、ケネディ政権が出発した当時の方向というものは、東西の緊張を緩和する方向に役立ちたい、何か緊張緩和の方向にいきたいという点がはっきりしておったと思うのであります。ところが最近になりますと、先ほど来たびたび申し上げましたように、南ベトナムにおけるところのてこ入れのことを考えてもわかりますように、体制を強化して局地戦争に対処するんだ、こういうことをはっきりと打ち出してきたと思う。特にキューバの問題が起こりましてからというものは、この局地戦争に対処するために、事が起こってからではおそいのだ、だから起こらない前に局地戦争に対処するために体制を強化しなければならぬのだ、こういう方向が積極的に出てきたと思うので
非常な決意を持って行かれるのだということであります。会談は、今お話によりますと二日ということでありますが、二日の会談のあとには当然共同コミュニケを発表されるのでありまして、日本としましては、この日本の外交政策の将来というものに対して非常なこれはワクがはめられるような結果になるので、この点は十分警戒をしなければならないことであると思うのであります。 そこで私は池田総理に率直にお尋ねしたいのでありますが、日本政府としては、この会談に臨まれる際についての外交方針というものを私は当然はっきりしてかからなければならないと思うのであります。ただアメリカ側の意見を聞くんだとか、打診してみるんだというようなことでなしに、日本の考え方をこちらから
中立主義を日本がとらないにいたしましても、現在次第に極東の地域においてわき上がりつつある中立に対する要望、自分の国の安全を守るためには中立をとらざるを得ないとだんだん考えておる。最近はタイも南ベトナムもあるいはその他の諸国においても、朝鮮の今度の問題の中にも、中立主義の問題が含まれておると思いまするが、そういう点について、次第に広がりつつある情勢についてはどうお考えになりますか。
これは意見の違いでありますから、これ以上あれしてもむだだとは思いますが、私は池田総理がそういう考え方をするのは非常に偏狭であると思うのであります。しかしこれは見解の違いでありますから、その点はそれだけにしておきましょう。 先ほど冒頭にお聞きいたしましたように、また池田総理もみずからおっしゃいましたように、日韓問題も当然今度の会談の課題になると、こういうふうに言われておりましたが、この日韓問題につきまして、先般政府の与党もわざわざ使節団を派遣されたのでありましたが、この日韓問題の重要な点はどこにあるかと申しますると、私は南朝鮮における政治情勢をどう判断するかという問題にあると思うのであります。朝鮮の政情が、きょうのクーデターの勃発
自由民主党が日中問題よりも日韓問題が先だというように態度がお変わりになった——全体であるとは考えませんけれども、そういうムードが強く出てきたというのはどういうところにあるだろうか、これが問題じゃないかと私は思うのであります。日韓問題を重要視するということは、むろん日本と韓国の関係を正常化したいという多年のあれには違いありませんけれども、それはもう今までずっと戦後長く十数年続いておることでありますから、それが急に最近になって日韓々々ということが取り上げられてきたのには何か理由がなければならぬ、こう思うのでありますが、その理由は一体どういうところにあるのでしょうか。
私が、日韓問題に与党が熱中するのを非常に不思議な感じを持って見る一つの理由は、先ほどから申し上げておりますように、ケネディ政権における極東政策の方針というものが変わってきた。それはできるだけ静かなる外交でいこうという考え方というものから、局地の体制を強化して、そうして局地戦争に対応する体制を整えよう、こういう方向に変わってきた。その場合にラオスの情勢は、御承知のように失敗した。だから今度は南ベトナム、台湾、南朝鮮、こういうようなところにてこ入れをしなければならないという方向というものが強く打ち出されてきたと思うのであります。その一つの現われとして見てもいいと思うのでありますが、朝鮮駐在大使のマコノギーが極東担当の国務次官に任命されて
これは私の先見の明を誇るわけでもなんでもないのですが、おととい私が質問をしようと思って書いておることに、すでにもうそのことに触れておるのです。アメリカがいかに朝鮮問題を重視しておるか、マコノギー朝鮮大使を極東担当の国務次官に任命したことでもわかります。従って朝鮮問題を重視し、これが南ベトナムやラオスの二の舞を演じないようにとあらゆる努力を払うものと思われます。それにもかかわらず、南朝鮮の事態はきわめて険悪であり、張勉内閣の施政に対する国民的な不満は高まりつつあると言われます。マコノギー自身も、ソウルを去るにあたって、張勉内閣の施政がもっときれいであるべきこと、代議政治がもっと賢明で忍耐強く運営されなければならないという忠告をしたと言
次に私はお尋ねしたいと思いますが、今度の訪米の中心課題というものは、言うまでもなく中国問題であるはずだと思うのであります。池田総理は、就任当初に、中国問題についてしばしば前向きの姿勢で日中関係の打開に当たりたい、こう申して参りましたが、その首相の言う前向きの姿勢とは、今日までの経過によって見ますると、今日以上に関係を悪化せしめないという消極的な意味であって、日中の国交関係を打開して、ひいて世界的な課題である中国問題の解決に一役買おうというほどの積極的なものではないということが明らかにされたのであります。これははなはだ残念なことであります。しかし日中関係にまだ深い関心を寄せておる間はわれわれも了とするところがあったのでありますが、最近
池田総理は本年二月十八日の外務委員会に御出席になりましたときに「北京政府ととにかく内政不干渉で、そうしてお互いの立場を尊重し、友好の関係を増進していきたい、こういう気持を持っております。」こういうふうに述べておられるのであります。これが私の調べたところによりますると、池田総理が最も明確に御答弁になった点でありまするが、これは貿易の問題ではございません。今申し上げたように、中国との国交の問題でありまするが、国交の増進をしていきたいと、こう考えたいと言っておられますが、その増進されるという意味は、中国承認を早晩やられるという前提のもとに立っておるのだと、私はこの文章からそういうふうに判断をいたしたのであります。今の御答弁によると、その点
では池田総理に率直にお尋ねいたしますが、今日日本から見た場合において——これはよその国のことはおいて、日本から見た場合において、中国を承認した場合においての支障というものはどういう点にありますか。また中国を承認した場合におけるプラス、マイナスを一体どういうふうに判断されておりますか、これを承りたい。
次にお尋ねしますが、中国問題で重要な問題は、中国の国連における今池田総理が御指摘になりました代表権の問題であります。この代表権の問題は、おそらく今度の池田総理の訪米の際の一番大きな題目になるものと思いまするが、池田総理はこの代表権の問題についてどういう態度でお話し合いになるつもりでありますか承りたい。
これはしかしそういう検討中というようなことでは済まされないと思うのでありますが、それでは結論はいつお出しになりますか。
小坂外務大臣にお尋ねしますが、この中国代表権の問題は、今週の国連総会において当然議題となるものでありまするが、これについては日本政府としてはいっその態度を決定するのでありますか。
次にお尋ねしますが、アメリカは朝鮮事変という歴史的な関係がありまして、この中国承認ということについては非常に強い反発をしておることは、私はよくわかると思うのであります。しかし、このアメリカの対中共態度というものも、これは曲がり角に来ている。これもまた世界の識者の世論の認めるところでありまするが、これはアメリカに対して、私は日本の方からむしろアメリカの外交政策というものの転換のきっかけを作ってやるというくらいの態度でもって臨むべきものだと思うのでありますが、この点についての総理の考え方を承りたい。
それでは私、従来政府の国会を通して言われていたことを確認をしながら、一つ政府の見解をお尋ねしたいと思います。政府はこの国会の中の答弁を通じて、中国問題については大体こういう態度を表明しておったと思うのでありますが、第一は中国が提示しておる三原則については、日本としてはこれに抵触した覚えがない、こういう答弁をしておられます。それから日本側と中国側の国交の問題については、内政不干渉、話し合い解決、冷戦緩和、こういう三原則で中国側と折衝したい。台湾政権というものは、これまでは中国の代表者として認めておった。従って中共政権を中国代表として認めるためには国際的な考え方に立たなければならないのだ、こういう点を国会を通して確認しておられたと思うの
次に、世界の情勢というものも次第に変わってきて、国連においてはこの秋には北京政権を承認するという決議案が通るという情勢に大体ある、こういうふうに世界の各国は判断しておるようでありますが、この点についてはその通りにお考えになりますか。