石田君の言い分は狭い日本の国内では通用するでありましょう。しかし国際舞台に出したならば通用いたしません。第一に、石田君の注意を喚起しておきたいと思いますことは、国際舞台においてはひとり労働問題としての問題でなく、これは通商の問題にも関係するし、すべてに関係する日本の一つの顔に当る問題であると思うのであります。私は古いことを申して恐縮ですが、労働代表でILOに行ったときには、日本がソーシャル・ダンピングの問題で世界的に痛めつけられておった、袋だたきにあっていた最中でありまして、その日本がなぜソーシャ・ダンピングと言われたか、労働組合法も団体交渉権も団結権も何も日本の労働者には認められていないじゃありませんか。百万べん日本の政府、日本の
