そうすると鳩山総理大臣のお考えは、二つの陣営に世界が分れておるということにすべての国際的な緊張の原因があるんだ、こうお考えになっておると考えてよろしゅうございますか。
そうすると鳩山総理大臣のお考えは、二つの陣営に世界が分れておるということにすべての国際的な緊張の原因があるんだ、こうお考えになっておると考えてよろしゅうございますか。
どうもはっきりいたさないのでありますが、それでは次にお尋ねを申し上げます。先ほど申し上げましたように、世界の緊張の原因がどこにあるかというその原因の認識に従いまして、この国際緊張を緩和する方式と申しますか、政策というものにおのずから区別の生ずることは当然でございます。この認識に応じまして、これも私の分類でありますが、私の分類して見るところによりますと、三つの流れに分けることができると思うのであります。一つは力の均衡を保つことが国際的な危機を緩和する唯一の道である、融和政策、いわゆるアピーズメント・ポリシーというものはあり得ないのである、自由世界の弱勢が共産主義陣営の攻勢を招くのであるから、自由世界の弱勢を強化することが国際平和を維持
鳩山総理大臣の考え方を要約してみますと、現在の平和はやはり力の均衡ということによって保たれているが、しかしその力の均衡にたよってはいけない、話し合いによって今日の国際緊張は緩和の方向に進むべきものである。またそういうふうに進めたい、こういう考え方である。いわゆる鳩山外交というものがありとすればこれが鳩山外交の根本である、こう理解してよろしゅうございますか。
そこで私は鳩山総理大臣に、今度は具体的の問題をお尋ねするのでありますが、鳩山総理大臣の日ソ交渉は何を目標としてお始めになったのであるか。今の鳩山総理大臣の考え方は、日ソ交渉の面においても、同じような考え方によって力の均衡を求める、一方においては力の均衡に立つ、しかしながら力の均衡の上に立って話し合いを進めるんだ、こういう考え方の上に立って日ソ交渉をおやりになっているのであるが、日ソ交渉の鳩山さんがおやりになるねらいと目標は、どういうところにあるか伺いたい。
私のお尋ねしたいことは、鳩山総理大臣は常識的に戦争状態を終結したい、こういうことを言われますが、その根本の、鳩山外交というものの基調として考えていらっしゃる点は、日ソ交渉を通じてどういうことをおやりになりたいと思うのであるか、どういうところをねらっているのであるか、そこを私はお聞きいたしたいのであります。
そこで私は鳩山総理大臣に率直にお尋ねしますが、たとえばドイツにおける再軍備が行われるということになりますと、東西両陣営の力の均衡というものがその一角から破れる。日本とソ連との関係というものは、あなたがおっしゃる世界の平和を維持しておる力の均衡というものにどういう影響を及ぼすとお考えになっておるか、日本の将来の立場というものに何らかの考え方を持っていらっしゃるのか、この点を私は承わりたいのであります。
私の申し上げることは、もっと具体的に申しますが、ソ連がサンフランシスコの講和条約に反対した理由というものは、おそらく力のバランスということを考えたのだろうと思うのでありますが、もし日ソ交渉を妥結した場合に、その力のバランスというものにどういう影響があるとお考えになっておるか、こういうことなんです。影響なしとお考えになっておるならばそれでもよし、あるいは影響ありと港えるから、将来日本としては世界平和のためには日ソ交渉打開を契機として日本の外交方針をどちらかの方向に切りかえなければならぬというふうな関係があるとお考えになっておるのか、その点を承わりたい。もっと具体的にいえば、日本が中立的になることがあるいはソ連との外交交渉を打開する上に
それでは今度はもう少し具体的にお尋ねいたしますが、先ほど勝間田君の質問に対して電光外務大臣から日ソ交渉の経過につきましてはきわめて抽象的でありますが、しかし率直にお話がございました。日ソ交渉の現在の段階は両方からそれぞれの主張を出し合ったままそれをいかに調整するかとい段階に来ておる、こういう話でありますが、この日ソ交渉を打開する可能性について鳩山総理大臣はどういうお見通しを持っていらっしゃるのか、現在その交渉の経過をお聞きになってどういうふうにこれを進めていきたいとお考えになっているか、その点を一つお伺いいたします。
今度は重光さんにお尋ねを申し上げますが、日ソ交渉に対しましては、私などの見るところによれば、従来の外交交渉とはいささか異例だと思うのでありますが、日本は日本の主張を一切がっさいさらけ出してしまっておる。ソ連側はソ連側で自分たちの立場をみんなさらけ出しておる。その両方がカードを出し合った上でその調整をどうするか、こういうように進めておるように伺っておるのでありますが、その通りでございますか。
そこで巷間伝えられるところによりますと、第一に引き揚げの問題、第二に領土の問題、漁業条約の問題も一切がっさいを日本からも提案してあるということでありますが、その通りでございますか。
最近重光外務大臣が閣議に報告されたものとして新聞に伝えられる中に、領土の問題に対しても一部話し合いを進めておる、こういうことを申しておりますが、領土の問題に対しましてはどういうふうに話し合いをお進めになっておるのでありますか。具体的に申しますれば、領土の一部というのは歯舞、色丹をさずのであるか、千島、南樺太をさすのであるか、あるいは歯舞、色丹、千島、南樺太、それらのすべての問題を一応話し合いの具にしておるのでありますか、伺います。
領土の問題については、これから話し合いをお進めになるということでありますから、そこで私はお尋ねをいたしたいのでありますが、現在領土問題と申しますれば、鳩山総理も選挙の最中には非常にこれを主張されておったのであります。領土の返還を求めるのだ、これがあたかも日ソ交渉の主たる眼目であるかのようにいろいろな機会に言われておったのであります。その領土というのは歯舞、色丹、千島、南樺太、こういうふうに了解してよろしゅうございますか。
私が申し上げるまでもなく、同じ領土と申しましても歯舞、色丹、千島、南樺太といずれもこれは日本がかりに返還を請求するとしても、その理由は異ならなければならないと思うのであります。歯舞、色丹、千島、南樺太、それらの領土の問題を解決するに当っても、これは国際条約上あるいは日本の立場上それぞれ主張する権原は異なるものである、こういうように理解してよろしゅうございますか。
千島、南樺太については事情はおのずから違うと思うのでありますが、これは私が申し上げるまでもなく、先般逆にソ連の方から千島、南樺太の領土権を認めろ、こういう、主張があったと新聞に報道されております。これは交渉が始まって、たしか六月十五日ごろだと思いますが、そのときにソ連の側からの対案はこれである、こういう主張の中に千島、南樺太はソ連の領有すべきものである、領土権を認めろ、こういう主張があったやに伺っておりますが、その点はいかがでありますか。
これは私が申し上げるまでもなく、大西洋憲章から始まってカイロ宣言を通してポツダム宣言に至るまでの経過をずっと見ますと、カイロ宣言に至るまでは千島、樺太の問題は何ら触れておりません。それがポツダム宣言になりましてももちろん積極的に千島、樺太の問題には触れておりませんけれども、日本の領土は四つの島及びその湖辺に限られるという消極的な規定をしておるのであります。この千島、樺太というものをソ連が領有するということは、外務大臣御承知のように、どこにも書いてないのであります。そのソ連の領有するということをきめたものはヤルタの協定であります。そのヤルタの協定によって今ソ連は千島、南樺太の領有権を、逆にソ連領たることを認めろ、こういうことを言ってき
領土の問題は今お聞きの通りでございますが、この領土の問題はおそらく日ソ間だけの交渉によって妥結する問題とお考えになっておりますか。それとも日ソ間の交渉でなく、これはもっと大きな世界的な見地において、何らかの一つの東西陣営の妥結点というものがなければこの問題というものの進展はあり得ないんじゃないかというふうにお考えになりますか、この点をお尋ねしたいと思います。
今重光外務大臣の御答弁で非常に日ソ交渉の重要点が明らかになったと思うのであります。これは日ソ交渉の父渉そのものは、鳩山総理は、きわめて安易と申しては失礼かもしれませんが、非常に簡単にお考えになっておるようでありますが、日ソ交渉そのものがきわめて重大なる問題を含んでおる。そういたしますると、日ソ交渉は日ソ交渉のみによって打開し得るものではないというふうに港えられるのでありますが、鳩山総理大臣に、この日ソ交渉の前途に対して、日ソ交渉妥結に対して、その見通しと決意のほどを承わりたいと思います。
今総理大臣がはしなくも言明されたことが、実は私のお尋ねしたい要点であったのでありますが、現在ジュネーヴで開かれようとしております四巨頭会談というものは、これは国際情勢の将来にとってエポック・メーキングなできごとであると思うのであります。私が申し上げるまでもなく、一九四五年以来ほとんど十年ぶりで開かれる四巨頭会談でありまして、この成果というものは私は世界の将来を左右する重大なできごとであると思うのであります。しかも今、日ソ交渉を始めておる、日ソ交渉を現在進行さしておる日本にとって、日ソ交渉を妥結するかぎも、私はこのジュネーヴにおける四巨頭会談の成果いかんにかかっておると思うのであります。その点は先ほど私が外務大臣に質問をし、今総理大臣
人を派遣するかどうかを決定しないということはまず第二といたしまして、この四巨頭会談に対して、非常な影響をこうむる日本としては何らかの国民的な意思表示を、すべきものである、かように考えるのでありますが、総理大臣はこれに対して御同感であろうと思いますが、いかがですか。
私たちは、このジュネーヴに開かれる四巨頭会談というものは成功せしめなければならないというばかりでなく、必ず成功すべき国際上の情勢に置かれておると思うのであります。何となれば、今日世界の東西両陣営の対立によって非常な危機にさらされておる世界のあらゆる民族、いかなる民族といえども、その四巨頭会談の成果に期待いたしておるのであります。そこでこの四巨頭会談が何らかの成果をおさめることなしに終るというようなことは、国際情勢上あり得ないと思うのであります。そこでわれわれとしてはその四巨頭会談に対して、日本の国民はこういう考え方を持っておる、アジアの民族はこういう考え方を持っておるということを表明すべき絶好の機会であると私は思うのであります。私た