お示しのように開発銀行の使命は新規の開発資金の貸付と既存の開発資金の肩替りと、二つあるわけでございます。どちらにウエイトを置くかという点につきましては、資金量が十分でありますれば両方並行してやつて行くということが適当であろうと思うのでありますが、何分にも非常に大きな需要が一方に控えております。資金量に財政その他の関係からおのずから制限がある、そういつた場合におきましては先ず何よりも新規の開発資金の需要に対してできるだけ応じて行くというのがどうしても先になる。それで先ずそれに対して融資をやつて、なお且つ資金繰上余裕があればできるだけ肩替りのほうへ廻して行くということが少くとも目下における開発銀行の融資方針としてとらるべき基本的な考え方
