私どもがこの問題の検討を始めるに至りましたのは、やはり特別の事情がなければ、百円の硬貨を出すという時期にきておるのじゃないかという意図から出発いたしております、検討を始めましたことは。しかしそれはそれじゃ出すという結論になっておるかというと、なっておらない、これは現にすでに百円は銀行券によってみたされておるのでありますから、やはりその現状に対して何らか別のことをやるということになれば、そのやることがいいか悪いか、悪くなければやった方がいいということから出発をいたしておることは間違いがございません。でそういうことを考えましたことは、大体通貨の価値が安定いたして参ったということ、と申しますのは、やはり高額の硬貨を発行いたしますという場合
