給与が予想以上に上つたからと言われますが、現金給与の総額というものは租税及び印紙収入補正予算の説明によると、去年の十一月が大体一万二千百四十四円、今年の九月が一万三千六百三十八円、約一割見当ですね。給与の上つたのは……。ところが所得税のほうの源泉のほうを見ますと、源泉所得税、これは主として給与所得だと思うのだが、これの上りかたは、増収のし方は約三割、千三百三十億円に対して、自然増が六百六十億、源泉所得は六百六十億自然増でしよう。当初予算で千三百三十億、三割近く上つております。この開きが少し大き過ぎるから僕は疑問に思うのだが……。
