私はこの際、今まで政府がやつた農地改革等がくずれて行く危險性が非常にあると思うのです。そのくずれて行く一つの糸口は、飼料とか肥料とかいうものを一般の業者に取扱わせる。そうすると農村における一つの大きな資本的な、支配的な立場になつて来るのであります。従つて飼料代金、肥料代金のかわりに土地が收約せられて行くというような危險があるのであります。そういう意味から申しましても、農村民主化の立場から申しましても、この飼料、肥料等を業者に扱わせるということは、これは今まで相当やつて参りました農村民主化がぐずれて行くという危険性を考えているのであります。そういう大局的な見地から、肥料や飼料の操作はあくまで農業協同組合の線を通じて流すことが、農村民主
