ただいま日銀副総裁からもお話がありましたとおり、昭和七年−十二年当時と現在私どもが非常に苦労しながらも大量発行を何とかこなしている場合との基本的な違いというのは、やはり市中消化をあくまでも原則としてやっておる、いかに苦しくとも日銀引き受けというふうな安易な道には逃げ込まない、こういうことでございます。 おっしゃるように、これからも大量発行は続きますし、市中への国債の累積残高というのは非常に大きくなっていく、恐らく五十五年度末は七十兆を超すような残高になるわけでございますが、私どもといたしましては、これを何とか市中消化の原則を死守しながら消化を進めてまいりたい、したがって、昭和のこの戦争に突入していくときのような事態には絶対にしな
