つまり、端的に言ったらタイの方は、今までの、日本側がこれの方がいいよというような形で、要請主義といいながら実際いろいろ押しつけてくるような援助でなくて、輸出に役立つようなもの、経済自立に役立つようなものに転換させていく、そのような援助であってほしいということを要請したというふうに理解しますが、よろしいですか。
つまり、端的に言ったらタイの方は、今までの、日本側がこれの方がいいよというような形で、要請主義といいながら実際いろいろ押しつけてくるような援助でなくて、輸出に役立つようなもの、経済自立に役立つようなものに転換させていく、そのような援助であってほしいということを要請したというふうに理解しますが、よろしいですか。
いろいろたくさんお聞きしたいのですが、時間がなくなってしまったので、最後に外務大臣にお聞きしまして、質問を終わりたいと思います。 それは、ASEANの外相会議がサミットを前にしてインドネシアで開かれる。そしてまた、ASEANの国々で恐らくいろいろな共通問題があろうと思います。例えば累積債務の問題、特に日本からの借款を受けているところは、返すのが大変難しくなってきたという悩みも共通でございましょう。あるいは、第一次産品の値下がりの問題もありましょう。しかし同時に、もう一つ大事な政治問題があります。いわゆるカンボジア問題であります。 カンボジア問題については、私はびっくりしたのですが、難民問題でマレーシアもまだ頭を抱えておりまし
ただいまお聞きをいたしました。改めてまたの機会に、いろいろと掘り下げた議論をさせていただきたいと思います。 時間を超過いたしましたことをおわび申し上げます。また、御協力ありがとうございました。
昨年の、たしか八月ごろだったと思いますけれども、レーガン大統領が、不公正貿易を調査する、これを指示いたしまして、そのときに革製品の問題、靴の問題が浮上したわけであります。そしてまた、私たち国民の側としては、暮れのあのぎりぎりの交渉、何かはらはらしながら見ておりまして、心臓の痛い思いでございました。それだけに、このような形で妥結ができたというのは、いろいろ問題はあるでしょうけれども、私、まず交渉当事者の御労苦に対しては、本当にこれを多としたいと思います。 さて、この問題につきまして幾つかお尋ねをしたいのですが、最初に通産の方にお尋ねをしたいと思います。 これはやはり一番被害を受けるといいますか影響があるのは、零細な業者の方々だ
昨年度どのぐらいの対米輸出実績がございましたですか、ちょっとそれを教えてください。
この交渉の中で、アメリカ側が日本側の皮革輸入制限による損害ということで、一年間に二億六千万ドルという業界の主張を出しておりますけれども、算定の基準というのはどこにあったのですか。これはどのようにお考えですか。
それなら安心しました。というのは、新聞などだけを見ておりますとそういう数字がどんどん挙げられて、そんなことになっているのかということでびっくりするような記事として報道される。交渉の過程で、例えばここにもちょっとそのころのコピーなどを私は持ってきましたけれども、「日米皮革協議が決裂 米、対日報復発動か」というようなことがいろいろ出されたり、今のような数字が出されますと、駆け引きの中で恐らくいろいろな言葉が使われたり報道がされたりするということはわかりますけれども、しかし本当に肝の冷えるような、心臓の痛くなるような思いでございました。 さて、さっきの説明を聞くと、余りすぐには影響が出てこないみたいですけれども、それじゃ、実際に零細企
外務大臣にお尋ねをしたいと思います。 この交渉の過程で、そしてまた決着がついた後でございますけれども、ヤイター米通商代表部の代表が、貿易拡大に向けて世界の市場を開放させていくためには、米国の通商法三百一条発動が極めで有効であるということを言い、これから何か頻繁にこのような形の交渉をしてくるのではないかというようなことをうかがわせるような発言がありました。外務大臣、どのようにこれを評価されますか。評価というか、お考えでございますか。つまり、私がお尋ねしたいのは、この三百一条発動というようなものをちらつかせながら、そして拡大を迫っていくという、そういう交渉のパターンというものが、この問題は今回は何とか妥協のところで落ちつきましたけれ
今のお言葉は大変重要だと思います。特に懸念されているのは、当面する日米交渉の中では、例えば農産物の完全自由化の問題がございます。まさか同じようなパターンではないと思いますが、この辺についてのくぎは事前に刺しておかないといけないのではなかろうかと思います。 また、けさほどの新聞でございましたか、見ましたら、ECがガットで対日批判するという動きを示しているようであります。対日声明を採択し、ガットの場での日本問題協議を示唆したということがありますけれども、これらの問題について、単に不満であるとか、こういうことについてはアメリカも反省しているであろうということではなく、もっとはっきりくぎを刺しておいていただきたいと思います。いかがでござ
特に今のようなことが進んでいきますと、結局はガットの空洞化にもつながっていくような事態も懸念されるわけでございますので、これはしかと頑張っていただきたいと思います。 時間もありませんが、あと二、三お聞かせいただきたいと思います。 端的に外務大臣の見通しを聞かせていただきたいのですけれども、このまま行ったら円高はどこまで行ってしまうのでしょうか。これは、今回の問題でも貿易摩擦ということで、日本の業界なんかかなり痛手をこうむるようなことになってくる。これは、ドル高・円安の時代の黒字という問題が責められて、今そのツケをこっちが払いつつある。ところが、当の日本の方は、急速な円高で大変苦しんでいるというような状態が生まれている。この中
外務大臣、この場合に日銀だけが介入するということにはならぬでしょうから、アメリカとも協調して介入することになると思いますが、それに対する反応はいかがでございましょうか。交渉しておられますか。喜んで一緒になってというようなことでございましょうか。円高はまだまだ促進させるべきだというような姿勢が向こうにあるのでしょうか。ここら辺をちょっと……。
時間も少なくなりましたので、あと一、二だけでございます。 援助問題で、今、日本の黒字と関連していろいろ問題が論じられております。 つい、せんだってでございましたが、フィリピンに私行ってまいりました。そのときにアキノ大統領も、それからラウレル首相も、いろいろな問題があるけれども緊急の課題は失業の解決、雇用の拡大だということを盛んに言っておりましたし、それから新しく農林大臣なんかになった人は、農産物を何とか買ってくれということも言っておりました。日本のフィリピンに対する援助の姿勢というのは、先般来問題になるように、私はこれから見直しをし、かつまた最も民生に効果的なことをやるべきだと思います。 これに関連して、政府の方で十八日
確かに、おっしゃるように先方がどのような経済再建計画を立てるか、これが本当は先決だと思います。しかし、御存じのようなプロセスの中で誕生した新政権である、そしてまた、まだまだそれが固まっていないという中で、私はむしろこちらの方から、これは決して内政干渉ではないと思いますが、タスクフォースみたいなものをつくり、先方にもつくってもらい、そして計画を作成する段階においても大いに助言をしたらいいんではないか。これに対して、ちょっとしり込みをしておられるような気配があると思いますけれども、私は違うと思いますので、これが民生に役立つんだ、長期的にはプラスだ、そういうような観点から、むしろ積極的にそのような助言をされるような姿勢はお持ちではございま
以上をもって質問を終わります。ありがとうございました。
きょうは、JICAの総裁有田さんに来ていただきましてお話を賜りました。また、外務大臣からも所見をいただきました。政争は水際までという言葉もございますけれども、我が国にとって重要な国際的な事態、これが今国の前にあるわけであります。きょうの時点で外務委員会が超党派の形で開かれていることは、大変私は結構なことだと思います。と同時に、これは日本国民を代表する国会が、我が国の対フィリピン新政権に対してどのような姿勢をとっていくかということが論じられていることでありまして、大変意義のあることでもあろうと私は思います。時間も限られておりますので、外務大臣に先にお伺いをし、また有田総裁に一、二だけ御質問をさせていただきたいと思います。 一つは、
今大臣も指摘されましたけれども、大変経済情勢が厳しいわけであります。四人に一人あるいは三人に一人というような失業者がいるという国柄でありますので、新政権の前途は大変なことであろうということはわかります。そうであるならば、今日までアメリカよりも大きな援助額を出していた影響力のある我が国であります。これからどのような態度でもって臨んでいくのか、前途を考えたときに、日本の役割というのは大変重要だと思いますけれども、その点はいかがでございますか、具体的にどう進められますか。
実は、日本の役割は非常に重要だと思いますが、その際にいつでも私たち矛盾を感じていることは、一つは、途上国の多くが、民衆が非常な貧困にある、あるいはまた少数の富裕階級があるという社会的な共通の特徴を持っていることと、もう一つは、ほとんどの国が独裁政権であるとか強権政治が行われている国柄だということであります。また実際に援助の問題は、そういう政権と話し合いをし協定をしていかなければ進まない。ところが、大臣はおっしゃいましたけれども、人道的な立場からの援助というようなことを言われた場合に、私ども国民が期待しているものは、これが民生の向上に寄与するような援助であってほしい。ところが、その政権の状態と実際に援助が行われている姿は、残念ながら期
確かに私たちは、ベーシック・ヒューマン・ニーズみたいなものにこたえるような援助を持っていきたい。しかし実際には、マルコス政権の際でもそうでありましたけれども、どれだけの部分がそのベーシック・ヒューマン・ニーズを満たしているのだろうかということになりますと、大変大きな疑問を持ちます。有田総裁、こういう点についてはどういうふうに対処していったらよろしいものでしょう、解決策はどういうふうにしたらいいでしょうか。
有田総裁、どうもありがとうございました。 外務大臣、私はフィリピンの田舎の方へ行きまして、今のお話の青年海外協力隊の活動をずっと見て回ったことがございます。こういう悩みを私はぶつけられました。これは、私たち日本が対外援助している場合の矛盾点だと思うのです。それはすべての国ではありません。多くの国々において、日本の援助が感謝をされている場合もあります。特に、青年海外協力隊の場合はそうであります。しかし、フィリピンのその青年はこういうことを言っていました。日本の青年ですよ。ここで一生懸命新しい米づくりを教えました、品種も改良をしていい物を持っていきました、農耕の方法も近代化させました、生産量は上がりました、しかし、農民はちっとも豊か
最後に、大臣に一つお伺いします。 それは大臣の談話の中でも、これからの両国民の友好親善ということを言っておられます。であるならば、これからまた、そのようにアメリカよりも大きな援助国であった日本がアキノ政権との関係をどう調整していくのか。単に経済関係だけではございません、政治関係もあるでありましょう。その点で大臣、フィリピンに近々に御訪問されて、直接にお話し合いをされる用意はお持ちでございましょうか、御意向を聞かせていただきたいと思います。