ありがとうございました。
ありがとうございました。
きょうは久しぶりに当委員会に総理がお越しくださいましたので、当面する諸問題についてお伺いしたいと存じます。やはり一番問題になっております懸案からお尋ねしたいと思うのです。 まず総理の外交日程でございます。この間から中国の首脳部と総理は何回かにわたってお会いになりまして、鄧小平副首相、鄧頴超全人代常務副委員長、それから廖承志中日友好協会会長、三者いずれも総理の訪中を要望されたようにお伺いするわけであります。またそれと一緒に華国鋒主席が訪日する旨の意思表示が行われたように報道等によって承っているわけであります。 申すまでもなくわが国の有力な隣国であり、私たちにとりましては歴史的にも、経済的にも、その他諸関係できわめて密接な中国と
総理の手がたい御答弁にはいつも敬服しておるわけでございますが、この問題については少し手がた過ぎて、含みがなさ過ぎましてよくわからぬわけでございます。サミットが終わりますと外交日程を検討する、いつするかをサミット後に決定する、こういうふうに考えて、受け取ってよろしいのでございますか。
中国の方は桜の花の咲くころに伺うとか、梅の花の散るころにとか非常に優雅な言葉で言われるのですから、サミット後に総理も、もみじの葉が美しくなるころとか、北京のおいしい果物が食べられるころとか、あるいは中華料理のおいしいころとか、適切な比喩をもって、余り厳しくなくて、あらかじめの予定を少しお述べになっていただいたらどうか。少なくとも年内とか来春とか、もうお述べになっていい時期ではないか。余り延ばすと、こちらが忙しいのも中国が十分理解しているとは思いますけれども、外交上マイナス面、変な勘ぐりというものがよくあるわけでありますから、勘ぐりの段階にならぬようになさることが、むしろこれまで成功裏に発展しょうとしている日中関係を安定させるために必
それではその問題はそのくらいにいたしまして、先ほどから金大中氏の問題につきましていろいろお話が出ているわけであります。総理もきわめて言いにくい立場でおられるだろうと御推察もしておるわけであります。といいますのは、外交交渉というのは右と左、縦と横というふうに対立した両国関係が衝突すれば、必ず結論というのはどちらか一方にとって一〇〇%満足のいくことはあり得ないからであり、決着がしばしば両国国民から非難され、罵倒され、破壊されようとすることが起こることも当然だろうと思います。金大中氏事件の後の政治的決着が日韓両国民から非難の的になっているというのは当然のことだろうと私は思うのです。ですからある意味で、先ほどからその非難の中でも決着された国
金東雲氏の指紋があって、それを捜査をやるべき日本の警察が捜査ができなくて、先方の警察がそれを調べて証拠不十分だなどということは、日本側の警察の表明によれば、考えられぬ出来事であると述べているわけですね。この日本の優秀な警察官の口ぶり一つ見ましても、どれぐらいふんまんが多いかを示しております。 またこの中に、本当は金大中氏はこれで政治的自由を回復して日本へやってくるものと私たちはみんな錯覚しておったわけですが、別の法律上の違反行為で押さえられてしまって今日まで残っておる。そしていつまでもいつまでもこの事件が尾を引く。私たちはみんなその意味ではペテンにかかったような気持ちになっているわけであります。現在そうした不満をお持ちの、明らか
私はここまでがんばられたことに対して全然ノーと言っているわけではありません。しかしながら、現状というものは人権問題の点からいってもきわめて不満足であり、かつ国際的な評価の中でも不十分だと思うのであります。私は人権問題の観点から言いましたのは、もう一つ、主権問題の点から言うと、私たちは日韓条約を結んではおりますけれども、日韓合併という事件が起こって以来三十八年間にわたって韓国を日本国が支配したわけであります。そして朝鮮人の労働者二百万を日本に導入し、相当多くの犠牲者を戦争中に出したといういきさつがある。われわれは忘れていても、朝鮮半島の人々の中に、自分たちがどれだけ傷つけられたかということを現に生きている祖父が祖母が、子供に孫に伝えて
私は、この国際情勢の質疑の時間をおかりしまして、原子力の平和的利用における協力のための日本国政府とカナダ政府との間の協定を改正する議定書につき、疑問な点をお尋ねしたいと思っておるわけであります。 〔委員長退席、愛野委員長代理着席〕 外務省及び科学技術庁等の御関係の皆様方が長い間にわたりまして本議定書を改正するため精力的な御努力を払われたことに敬意を表したいと存じます。しかしながら、その内容につき二、三問題を詰めてお尋ねをしたいと存じます。テーマにつきましては、先ほど申し上げてございますので、御説明を通してお願いしたいと存じます。 まず、改正後の協定の第七条(a)(i)に基づきわが国で開発しておる新型転換炉、ATRの
新型動力炉開発懇談会報告書、昭和五十四年三月三十日、原子力委員会新型動力炉開発懇談会発行のもののうち、二十三ページにおいて、 CANDU炉については、我が国における建設を想定した場合の技術的経済的評価を詳細に行うことを第一とし、併せて我が国の自主開発路線に重大な影響を及ぼさないことを確認すべきである。このため当面、次の方策を講ずる必要がある。 すなわち、電源開発一株一は、日本向けCANDU炉の技術的経済的評価のための設計を関係者の協力のもとに行い、我が国の安全性評価上からみた技術的問題を解明し、その経済性見通しを明らかにするとともに、我が国の環境、風土への適合性を確認するために必要な各種確証試験を実施するほか、導入に伴う
両者の話し合いによってみなされるかどうかという問題が決定されるという御説明だと承るわけですか、それはそうなんでしょうけれども、少なくともこれを言いがかりにして、これを種にして、カナダ側が、私の方から見るとこの規定に違反するのだと主張することをとめることはできないだろうと思いますね。そうすると問題は、こちら側が合意しなければこの協定文は発効しないのだから、日本側がカナダ側と合意しない間は、何もこの規定に基づいて規制されるというふうに思う必要はないと、いま矢田部さん一生懸命言っておられるわけですね。それは法理論上、条約論から言ったらそうだろうと思うのです。 そこで、私どもか素人風に心配しておりますのは、まさにいま矢田部さんの御説明の
矢田部さんよろしゅうございますか。
わかりました。終わります。
私は、きょう当面する諸問題を多少御質問したいと思うのですが、まず初めに細かい問題を数点。 ASEANの諸国に対してベトナムのファン・バン・ドン首相が不可侵条約を結びたいという表明をされたということを短い電報で承っているわけでありますが、わが国のASEANに対する取り組みその他はここのところ大きく前進しているものと思われますが、こうした動きをどういうふうに評価されるか、まず局長から御答弁いただいてそれから大臣に伺いたい、こう思います。
大臣のお答えになる前に、ベトナムにおいて農業あるいは一般的な生産活動は非常に落ちている、そのために食糧等についても危機的状況にあるということが一方で報道されておる。これはどの程度のものと見ておられるかを伺いたい。 それから、わが国がベトナムとの問で従来さまざまな援助計画を持ち合わせておって、中越紛争が勃発した当時に、両国間における戦争状態を速やかに終結するよう要求したという事実があるわけですけれども、その後援助計画というものは見直しをされたのか、また新しい観点で交渉されておるか、どういうことになっておるか、その両方をお伺いしたい。
それから、テーマは変わりますが、先ほど北方領土の問題で当委員会で幾つかの応酬がございました。わが党の小川新一郎議員が予算委員会分科会の北方領土に関する審議の席上、尖閣列島の問題で指摘をし、予算をつける際には慎重であるべしとの意見を表明したと聞いているわけでありますが、この尖閣列島の問題であるとかあるいは北方領土の問題であるとか、係争中のわが国領土に関する諸問題については、予算措置その他アクションを起こす場合にはきわめて慎重な取り組みが必要であることは、先ほどの大臣の御答弁からも明らかであります。要するに本当に慎重になっているのかどうかということが多大に問題になってくるわけであります。関係各省庁との間でこうした諸問題を扱う場合には、外
そうすると二十日のことで運輸省が突如としてあそこの地域にああしたヘリポートを置くというようなことについては、外務省としては連絡をいただかない間に、その連絡協にかからない間に、運輸省としてなさった、こういう意味でございますね。
そうすると、開発庁からの御連絡があって、連絡協でお話がある前に実際行動が起こった、こういう意味でございますか。
そうすると、外務省はいつ知っていたわけですか。そして具体的な手続や何かはいつから実施されたのですか。事実関係をちゃんと言ってください。
それは局長はちょっとお話がわからない。いま大臣がおっしゃっているのは、連絡協でふだんはお話を承っておるのだ、慎重にしようと扱ってきたんだ、ところが今度の件だけは余りよくわからぬうちにお話が出たんだ、こうおっしゃっておるわけですね。いま大臣がおっしゃっておることをあなたが細かく敷衍してお話しになっている形になっているわけですが、それは一体いつの時点か、大臣が了解していない尖閣調査というものあるいは尖閣にヘリポートを賢くというようなことについて外務省はいつ了承を与えたのか、その肝心かなめのところを言ってもらいたい。具体的な事実はどうなんだ、そこを言っておるわけなんです。
簡単に言えば、それは政府として同じ閣僚をかばう立場におられるのはわかるけれども、こうした問題について連絡がきわめて不十分であり、かつ大臣相互間の御連絡、打ち合わせというものが、連絡協の名前にもかかわらず不十分であったことは明らかです。私はそれは遺憾に存じます。本当に遺憾です。遺憾どころではなくて、今回の場合はまだ糊塗することができるけれども、これが取り返しのつかない紛争に発展する可能性というものは大いにある。それをくい打ちがどうだとか、調査がどうだとか、ヘリポートがどうだこうだという程度の判断で一気に押すということがいいのかどうかについては、もっと高度な次元の政治判断を必要とすると私は思うのです。そういう乱暴な、既成事実をつくるやり