ありがとうございました。
ありがとうございました。
五月二十三日から六月二十八日に至る約一カ月余、国連軍縮特別総会が行われるのに当たり、私ども国会の意思は、先日、国際連合軍縮特別総会に関する決議案として決定され、政府にも表示されました。 私どもは、いま人類の最大の課題として、核戦争を防止するという大きな責務を担っております。ストックホルムの平和研究所の説によれば、広島型原爆の百万発分がすでに核兵器として蓄積されているという今日、人類を何十回も殺すのに当たるような膨大な核兵器群が蓄積され、米ソ両国を中心とする核戦略体系は、質量ともにますますその度を高めているのが実情であります。私どもは政治を扱う者として、いかなる任務よりも、戦争を抑止し、核戦争を防止することが重大であることは、言を
わが国では軍縮の問題は安全保障の問題と同一視され、これを論ずることばむしろタブー視されてきた気味がございます。またわが国において、遺憾なことでありまするけれども、わが国の平和が達成している以上、周辺のこうした問題に目をつぶる動きもございましたし、本日の委員会を軍縮の問題に集中して議論しようという意見を提出しました際、抵抗のあったことも事実であります。しかし本日こうしてお話ができるからには、同総会に参加される外務大臣の大きな激励として、外務大臣にこれを受けていただける論議にしなければならぬと私は思っているものであります。ただ私は、日本政府のいままでのこの軍縮特別総会に対する態度が、アメリカの核のかさのもとにある日本の国であるから、軍縮
私は、現在の世界の中の最大の迷信は核のかさという迷信だろうと思います。核の下に入ってお互いに核兵器をたくさん持てば安全が保たれるという限界は超えております。両方が抑止力と称する脅迫力を行使して相互に威嚇し合えば、そのどん詰まりはともに全滅するしかないというところから私たちの考え方を立て直さなければならぬと存じます。その理性ある立場を保つのが日本外交にとって最も大事な合意でなければならぬと存じます。矛盾した外交路線をわが国がたどらなければならぬのは、わが国の地勢的な状況もあることは十分承知の上で言うのでありますが、したがって国連総会において、核のかさとか、核の抑止力とか、核をふやすことによって安全が保障されるとかという迷信は打ち砕かれ
今回の軍縮総会の意義で、私は一つだけ遺憾なことがあります。それは、この軍縮特別総会の準備委員会において、いままでの国連総会の原則がたな上げにされ、国連総会では多数決方式がそのルールでありまするけれども、多数決によるのではなく、コンセンサス方式であるというふうに議事運営の基本方針を決めておると聞いております。これは事実上どうした形になるのか、細目のことは私は存じておりませんが、また運用の仕方によってはかなりの幅があるものとは思いますけれども、コンセンサス方式というのは、要するに日本風に言えば、満場一致である部分についてのみ集約をするということになろうかと存じます。これははなはだ不十分であります。 というのは、明らかにこの総会に好意
今回の日本政府の国連軍縮特別総会に寄せるペーパーでございますが、去年の段階で表明されております。去年の段階で表明されておりますがゆえに、また非常に総括的、概括的かつ抽象的な部分が多いとは存じますけれども、この内容が、私は今回不十分だったと思う一人であります。 したがって、今回の国会における特別総会に関する決議案の作成に当たり、私は積極的に関与し、リーダーシップをとった一人でありますが、特に政府が盛り込んだお立場、すなわち四項目ございまして、核軍備競争の停止と核兵器の削減、化学兵器の禁止、通常兵器の国際的移転、軍事費削減問題の五つ、この五つ以外で特に確認をさせていただきたい点について申し上げたいと存じます。 すなわち、国会にお
要するに、米英ソあるいは中仏を加えたこの五カ国の非核保有国に対するわがままと申しますか、勝手と申しますか、これこそまさにガン中のガンであろうと私は思います。 わが国政府は、したがってこういう問題についてはっきり物を言っていただきたいと私は思っております。包括核実験禁止条約の早期締結ができるかどうか、米英ソ三国に対して、いつやるのか、期限はいつなのかと厳格に聞いていただきたいと思いますが、外務大臣いかがですか。
それは外務大臣の最初の総括演説の中ではそう織り込めないかもしれませんけれども、ぎりぎりとやっていただきたい。そういうのをぎりぎりやらないと、日本外交は何しているかということになりかねないから、私は特に強く申し上げるわけであります。 また、わが国における国際的な不満は、核兵器不拡散条約、こうしたものが今日空洞化しているのではないかという不満が強いのであります。わが党もこれに賛成をいたした党であります。この同僚議員の大半もこれに賛同いたしたわけであります。ところがこのときの条件は、米英中ソ仏のこの五カ国が、少なくとも核軍縮に対して正式に意思表示をすることを明らかにさせようとして私たちは交渉をいたしたはずであります。なかんずく核兵器の
それは非常に結構なことと存じますし、ひとつ私以上にオーバーにやっていただきたいと、ぜひともお願いいたします。私は本当にこれは問題だと思うからなんです。 次に、今国会の決議で初めて非核武装地帯構想が国会の決議として取り上げられ、成立をいたしました。文言を読み上げれば、「非核武装地帯構想が、世界の平和の維持に重要な意義を有していることにかんがみ、適切な条件の整っている地域から漸次世界の各地域に非核武装地帯の設置が実現するよう国際的努力をするとともに、同地帯に核保有国による核攻撃が行われない保証をとりつけること。」となっております。この非核武装地帯構想こそが、まさに核保有国は攻撃しない、核を私の方は持っていないというところには核攻撃を
あと二つ申し上げたいのです。 通常兵器の国際的移転が大問題になっており、日本の外務省のペーパーにもそれが強く表示されております。私は、武器を世界じゅうに輸出しない国として日本の立場はユニークであると同時に、世界の模範だと思います。このすばらしい立場を、ポイントを持つわれわれとしては、これを世界の場裏で言うべきだとは思います。ところが私は、それと同時に、この言葉の裏で、国際的移転に反対するのだから、だからわが国としては国内用の兵器を日本国内でつくり、そして今度は別の名目で外国へ輸出するべきだという議論が関経連等を中心として行われつつある事態に対しては、警戒をなすべきだと思います。国際的移転の禁止は、すなわちわが国も国際的移転を禁止
最後にもう一つ申し上げておきたいのですが、この軍縮特別総会で大きな特色は、五十カ国ないし六十カ国の大統領とか首相とかが直接ここにお越しになり、軍縮の問題について、平和の問題について話し合うということだと私は思います。各国の首脳がこうしてお話し合いをするということがなければ、この軍縮の問題は、相互不信が背景になっている以上、今後進まないものと私は思います。したがって、こうした国連軍縮特別総会に御出席の際には、このような試みが非常によい試みであると評価されるとともに、これをむしろしょっちゅう開けるように、国連の特別総会の形であるとないとにかかわらず、核保有国非保有国を問わず、各国の首脳が核軍縮問題について積極的にお話し合いができるように
御認識は承りましたが、総会においてそういう方針で日本政府として意思表示をし、運動をしていただけるでしょうか。
もう一つ、軍縮総会というのは、軍縮だけについていろいろと相談する総会ではなく、場外でいろいろなお話や相談があるということは、予想されるところであります。そこで、ぜひお願いしたいことがあります。 この間、情報文化局のテレビ等に対する発表によれば、EC諸国の平均的な世論調査によれば、わが国が非民主国家である、独裁国家であるという人が三〇%もあり、また、日本が核兵器を保有しているという人々が三〇%以上もあるということであります。ふだんの外務省の各国政府に対するPRが非常に徹底されておるおかげでこれほどいい成績をおさめたというふうに一方で見る方があるかもしれませんけれども、私どもとしては、わが国が核兵器保有国であるとか、あるいは独裁国家
私は持ち時間を終わったようでありますからこれで終わりにさせていただきますが、外務大臣がこの未曽有の使命に対し勇敢に取り組まれることに敬意を表し、あなたの後ろにある国会の合意した決議のあることを想起され、また、その後ろに戦争を抑止したいという数千万の核兵器核戦争反対の署名運動があり、またその後ろには日本国民の共通した平和への願いと、世界の人類の生存をかけた希望があることを想起されまして、被爆国、そして平和憲法を持ち、非核三原則を持つ日本の代表として、全力を尽くして努力されるように希望したいと存じます。
本委員会の理事会における打ち合わせの途上、ただいま議題となっております二つの案件のうち、いわゆる日ソ漁業協定の採決に関しては、当外務委員会の伝統的な審議のあり方に関するさまざまの合意の方向と違うものがあるのではないかという不信を強く抱いておるものであります。すなわち、この協定は、漁業の分野における協力に関する日本国政府とソヴィエト社会主義共和国連邦政府との間の協定が一つと、北西太平洋における千九百七十八年のさけ・ますの漁獲の手続及び条件に関する議定書の、まさに二つの協定を論ずるものだからであります。もちろん、この二つは同時に交渉され、相補いつつ日ソ間の漁業に関する大きな分野を構成しているわけではありますけれども、先ほど園田大臣自身が
ただいま一応の御説明はいただきましたが、今回、ソビエト政府との交渉の経緯を踏んまえて例外的な措置をとったことをお述べになりました。私は、例外的な措置であると弁明されるならば、それはそれで了承したいと存じます。しかしながら、ただいまのお話の中にもありましたように、この問題については私どもは、議定書に表示されている漁獲数量あるいはさまざまな制限措置に、きわめて不快の念を持っているわけであります。そうすると、まだ採決の表示をする以前の段階でありますが、その漁獲量についてはなはだ不満を持っている政党あるいは国会議員がここにおったとすれば、彼はその議定書の数字に対して不満なためにどういう採決をしたらいいか、これはきわめて奇妙なことになるわけで
きょうの夕刊によりますと、ソ連漁業相が新聞記者との会見の中で、北洋のベニ、シロを中心とするサケ・マス資源の荒廃は日本漁船による沖取りと未成熟魚などの乱獲が原因で事態はきわめて深刻だ、ソ連の漁業問題専門家は、日本漁船による海上での魚獲の全面中止を強く勧告している、ということを述べているようであります。 当委員会の審議を通して、私たちは乱獲問題というものにはあえて触れませんでした。あえて触れておりませんけれども、日本の新聞にはそれがかなり報道され、漁業交渉の冒頭に先方から持ち出され、わが国代表団はきわめて困難な立場に追い込まれたやに伺っております。したがって私どもは、その実態をここで論議するに忍びませんが、今後こうした問題について農
私は、いまの外務大臣のお言葉のとおりなら、まことにごもっともな御意見であり、決意の表明と評価したいと存じます。 ただ、農林省に重ねて言いますよ。うわさによれば、あなたがよけいなことを言ったから私は言うのですが、シロザケをとって、シロザケというのはお金にならないからというので海洋へ投棄して、その投棄されたところに無数のカモメが群がっておる。そうして日本漁船はさらにベニザケをとる。そうしてシロザケを片っ端から投げ捨て殺していく。これは何事かという批判はアメリカの沿岸において、カナダの沿岸においてすでに実見され攻撃されたところであり、漁民の対日感情をきわめて悪化させた原因として指摘されたところであります。そうでしょう、御存じでしょう。
終わります。
私は、自由民主党、日本社会党、公明党・国民会議、民社党、日本共産党・革新共同及び新自由クラブを代表して、ただいま議題となりました動議について、その趣旨の御説明をいたします。 案文の朗読をもって趣旨の説明にかえさせていただきます。 案文を朗読いたします。 漁業の分野における協力に関する日本国政府とソヴィエト社会主義共和国連邦政府との間の協定及び北西太平洋における千九百七十八年のさけ・ますの漁獲の手続及び条件に関する議定書の締結について承認を求めるの件並びに北太平洋の公海漁業に関する国際条約を改正する議定書の締結について承認を求めるの件に対する要望決議(案) このたび日ソ及び日米加漁業交渉において、さけ・ます漁獲