局長、申しわけないけれども、それは誤解ですよ。あなた、この図面、そこから見えるでしょう。これが埋立地なんです。それで、こちら側から風が吹くのですよ。貿易風というか一定の方向で吹く。台風は反対側から吹くけれども、こちら側から吹くことがある。そうしますと、ここの埋立地はもろに波頭が崩れてくる対象地になる。現在でもリーフがあるから猛烈な波をかぶる地域なんです。だから、これが埋め立てられたときは、この防波堤ができていなければいかぬ、あたりまえの話なんです。関係がないのじゃないのです。小さな船舶――御説明するならよく説明して。局長はわかっていないのだから。――だから、こっちから波が来るときに、ここのところに船が着くのだ、実際は。こちら側に着く
