もう一つは、審議をしておる途中で非常にわかりませんでしたことは、総理の対ソ外交と対中外交に対する態度と申しますか、時時刻々、選挙も近いことでありますから、いろいろなところでいろいろなことを言われるということは私も理解できないわけではありません。しかしながら、新聞の字面あるいは世間の評価から見れば、中国に議長さんを行かせる、親書も出すぞ、日中やるぞ、覇権主義については本文の中に書き込むぞというのが総理の周辺のところから話が一方ではどっと出る、その次には、それに対してソビエト側が少しこわい顔をすると、今度は御自分のグループと思われるグループの中から非常に日中に対する慎重論が巻き上がってくる、そうして日ソ間におけるソ日協定あるいは基本協定
