東京財務局は大藏省の当初の原案よりは多くなりました。
東京財務局は大藏省の当初の原案よりは多くなりました。
あそこの署長及び幹部等の報告によりますと、いろいろ署内で計画したような事項等が外部に漏れるじやないかというような氣持がするという話等もありました。それから御承知の通り各税務署にも職員組合等があるのですが、あそこには職員組合がない。全財から脱退いたしまして、そうかと言つて新しい全財にも入らないし、もう一つの組合の関東財務職員組合というのがあるのですが、こつちにも入つていない。どつちつかずでおるというようなところであります。
これはもうすでに調査して決定もいたしまして、同時に告発もいたし、その第一審の判決もありました。
今のお話はちよつと了解しにくい点があるのですが、小久保産業はあそこに本店があつたのです。途中から日本橋の税務署管内に移りまして、徴收税額は日本橋税務署の收入になつておるわけです。そのほかの会社も調査廳で調査いたしますと、これは相当時間がかかります。いろいろな資料を集めて、しかも一期だけでなく、相当前にさかのぼつて調査決定するということになりますと、それは合せた税額は相当になりまして、一度にやるのは困難で、納付が遅れるというような形になるのです。もちろん金額的に相当大きい関係で中野の税務署には響くと思いますが、しかしそれほど響くとは考えておりません。
御承知の通り、現在財務局ごとに査察部というのがありまして、戰前の税法の改正によりまして、その調査決定は、從來は税務署長だけであつたのでありますが、財務局長も権限として調査決定ができる、そういうことと査察部と関連いたしまして、相当大きな脱税をしておる。あるいは税務署も、一つの税務署だけでは手に負えないというような大きなものとか、あるいは悪質なものとか、困難なものとかいうのは、査察部から直接に財務局員として行つてそれを摘発するという方法をとつております。それによつてやつたわけです。
それはそういうわけではありません。今の小久保産業を直接摘発する動機になつたのは、もともと財務局等でも間接の資料は集めておつたのでありますが、その前に経済違反の問題ですか、贈賄の問題ですか、刑事問題が起りまして、檢察廳の手に刑事問題として行つておる関係から、同時に脱税の問題もあるということで、本格的に始めたのが動機であります。
ええ。
大体そういうことです。
こういうことになるだろうと思います。財務局としては、たとえば自分のところの目標が非常に大き過ぎる。とうていそこまで行かぬかもしれないということで、いろいろやつたが、結局そうきまつたという場合でも、やはり財務局としては、これはあくまで努力目標だと考えておる。これは現実にやつてみなければわからない。やつてみた結果、やはり自分の言う通りじやないかということが言える場合もありますし、かりにそこまで行かなくても、これはあくまで努力目標だから仕方がないと言える場合もあります。また同時に、來年度の問題にいたしましても、一應原案をつくつてしまいますと、どこか減らしたら、またどこかで予算に合わせるという目標をつくる場合には、どこかにおつかぶせなければ
大藏省としては、各局の意見をとにかく聞いて、自分の原案があればそれに判断を加えてやる、直接意見を聞いたりする機会が得られるということになると思います。
そういうふうな説明があつたということを、陳情の際等たびたび聞いております。
それは陳情等でも、あまり伺いません。
対策というのは、税務署長としての心構え、そういう陳情等にあつた場合に、たとえば非常に乱暴な言葉でおどかされる。またおどかされても決して手を出すようなことはないとか、もつと腹をすえてやれといつたようなことです。
委員長にちよつとお伺いしたいのですが、この委員会の証言の性質が、私まだ十分研究していないのでわからないのですが、役所の中で極祕扱いにしておる文書もこの委員会の資料として出さなければならないのですかどうか。
これは職務上祕密にしております関係上……。
東京でもそうですし、東京税務署管内でもそうです。
それはちよつとわかりません。
はい。
おそらくこれは四月の末でたしか七十七、八くらいだと思います。
不当な課税じやなくて、不当な目標というか……。