今回の最低資本金または出資金の引き上げというものは、二十六年に現在の制度ができましてから、資金量で申し上げれば相互銀行は二十五倍、信用金庫で四十倍というようなふうにすでに大きくなっておりますが、これに対して資本金を十倍引き上げるということでございます。現在、二十六年の基準で見ましてその十倍の資本金というようなことは、これは中小企業金融を円滑に行なっていくためには、むしろそのくらいな規模がなければならない。そのくらいな規模があって経営を堅実に行ない得る、そういう体力を持っているというためには、このくらいが最低必要であるというようなことでやっておることでございまして、これが多くなると零細金融をやらないで大口にだんだんなっていくというよう
