できれば運賃値上げを押えたいというお考えを持っておられた。これはまことにごもっともだと思います。私がその立場に立っても、できる限り押えたいと思うでしょう。しかし、ほかのものと違って、いやしくも国鉄運賃の値上げ、しかもこれが一%や二%ではない、平均一二・四%も値上げしなければならない。こういう状況にあるということが、当時の総理として、運輸省からの御説明も十分伺っておるでありましょうし、これが見通しとして持ち得なかった、押うべきであったなどとお考えになるということは、これはいやしくも総理大臣としての池田さんの政治家としての識見に関係するのじゃないですか。当然これは値上げをされなければいけないというお考えは、強くお持ちになっておったにもか
