どうかそうまでも言わぬでおいて下さいよ。なかなか苦労がある。それに今のは、大蔵省というのはなかなかむずかしうございましてね。法律がきまらないと予算をきめないのですよ。で、私はね、よろしい、それは認める、僕は予算をこしらえてくる。いよいよ必要なとぎには追加予算だ、補正予算だよというところまで言って来たんです。だからね、まあこの程度で御了承下さいよ。なかなか、私は予算を組まなかったものだから、おそおそ就任したものですから……、けれども最後には大蔵省の全員を前に置いて、さあ行政認めよ、行政認めさえすればよろしい。行政認めれば当然の結果として必要な予算は認めると、やむを得ません。よろしい、それならそれで承認する。こう言って引き下ったのだ。だ
