そこで大臣にちよつとお聞きしておきたいのですが、実は艦船の引揚げに対しまして、厚生委員会においても、また海外同胞の引揚げ並びに遺族援護特別委員会でも、艦船引揚げ問題が非常に論議されているわけでございます。その中心点は何であるかというと、鉄屑を引揚げるということに重きを置いて、尊い犠牲者の問題がこの中に載つておらぬ。この英霊に対しての、国民の敬弔のまことから出たところの引揚げ作業という考え方が、非常に薄れている。従つて英霊を引揚げるということにまず考え方を先に置いて、鉄屑という問題は第二次的に考えるべきだということが、盛んに先般来論議されておるわけなのです。私たちもその一員として常にそのことを考え、みずからも実は意見を申し述べておるわ
