先生御承知と思いますけれども、アメリカの原子力委員会が昨年プルトニウムのリサイクルプランを推進——それ以前に推進していたわけでございますけれども、これは、一つの理由といたしまして、軽水炉の燃料であります低濃縮ウランの製造能力と申しますか、加工能力と申しますか、それが必ずしも十分ではないために、プルトニウム・リサイクルの理論を応用いたしまして、まあ水増しと言うと大変言葉が悪いわけでございますけれども、低濃縮ウランの供給量の足りない部分をプルトニウム・リサイクルによってカバーするという考え方でございます。したがいまして、石油危機の後各国が原子力発電に非常に積極的に取り組みまして、濃縮ウランの最大の供給国でありますアメリカに対しまして濃縮
