いま幾らになっていますか。実態を、生活保護の実態を。——じゃ、政府委員で結構です。
いま幾らになっていますか。実態を、生活保護の実態を。——じゃ、政府委員で結構です。
いま基準がどんなになっているかということです。
四人家族でおっしゃいましたけれども、一人幾らですか。
それは生活扶助費ですか、それとも総計ですか。
それで厚生大臣、生活保護家庭で家計の中でエンゲル係数がどのくらいを占めているか、おわかりになるでしょうか。
エンゲル係数は、昨日申しました低所得層、第一分位で四一%というふうに、大変このごろ上がってきている。エンゲル係数が上がるということは、生活が非常に苦しくなって悪化しているということですね。生活保護家庭、いま四八%とおっしゃいましたが、ボーダーライン層なんかで、ほかの調査で見ますと五一・四とか五〇・二なんていうもの出ているわけで、入ってくるお金の半分は食べてしまわなければならない状況なんですね。こういう状況の基準となるのは、生活保護基準の基礎になるものは何ですか、何で計算しますか。
この不公正というのは非常に広いところに幅広くあるけれども、一番底辺のところはまず救わなきゃならないですね。それで、これまたもう一遍自治体のことなんですが、私どもプロジェクトチームを組んであちこち自治体を見て回ったわけなんですけれども、東京都の場合、先ほども申しました。それから全社協から要望が出ていると思いますが、厚生大臣、御存じですか。
具体的に覚えていませんか。
二月二十八日に全社協から、軽費老人ホームというのがありますね、あそこでは自分でお金を出しているわけなんですが、大体東京あたりですと二万円ちょっとかかる。二万一千円ぐらい最低食費その他要る。小遣いは別にして。小遣いを持って軽費老人ホームに入って、十年間に二・六倍に寮費が上がっているわけですね。それで十年入っていられると思った老人が、七年二カ月しかおれなくなる。これは重大なことだと思うのです。ですから、私何度も言っていますように、国の基準というものを引き上げるべきだと思いますが、いかがですか、厚生大臣。
補助。
私ども地方に参りまして、福祉の先取りということを言われたことに対して大変皆施設の人たちが憤慨しておる。特に、国がやらないのをやむを得ずやっているんです。たとえば私、仙台へ行きましたけれども、市立病院で、植物人間というのがございます。十五人収容していらっしゃいます。これは救急医療でやってきたんですね。交通事故が主です。それを担ぎ込まれたけれども、国立病院も見てくれない、国も見てくれないので、県と市で年間一人当たり七十五万円ずつ出して見ているわけです。宮城県下に五十四人おります。こんなのを全然見ないでおいて、そしてそれを——見ざるを得ないでしょう、そこにいるんだから、生きているんですから。それをやったら先取りだというふうに怒られる。これ
やむを得ませんか。じゃ国が見るべきですね。
総理、いかがですか。
それをにらみ合わせていると、その人たちを見殺しにしなけりゃならぬ、そういうことがいっぱいあるわけなんですね。その辺、頭を切りかえていただかないといけない。 もう最後ですから、私厚生省にお願いしたいのですが、いろいろと調べようと思っても、厚生省の厚生行政の基礎になる統計資料が、ようやくきのう四十八年度のが出ているという状態です。この激しいインフレのときに、各施設がもう困り切って抱えているわけです。こういうことになると地方でも、国の機関委任業務はみんな返上しようというふうに言っているくらいですね。こんなことで、どうしてもっと早く資料をつかむ——こういう緊急のときには速報でも出してくれるということができないのですか、どうですか。
補助してないからね、何にも補助してないからわからない。
研究費だけですよ、百万とか二百万とか。
大変官僚的な答弁なんですが、弱者対策と言われるのだから、急がなきゃいけないということを念を入れてお願いしておきます。 最後に、福祉年金は二万円を厚生大臣は五十一年度からするという約束をなさった。それと、最後に総理大臣、こういう福祉体系に向かって決意を述べていただきたい。
もっと熱意を持ってくださいよ。総理大臣、全体としての、いま聞いていらっしゃったと思う、決意。
発想の転換をしてください。
関連。