前の段階で……。
前の段階で……。
最初の発表がたしかイラクは二千何百人とかいうことであった。後で四千八百何十人ですね。
私の聞いたところによりますと、イランは石油中心にして三井石油化学なんかあそこに大きなものを設置してますし、そのほかにも石油中心でしょうね、いまおっしゃったように。で、私はそれ以外にもあるだろうと思いますが、イラクの方は、学校だとか、高速道路だとか、発電所だとか、高層建築だとかいうので三菱系等の資本が入っている。日本人がああいうところに土木建設、重化学工業その他の仕事で入っているのについて、突如として戦争が起こったというようなときに、大使館はそこにいる在留邦人に対しての、在留邦人の生命を守るという責任はないんですか。
現地から帰ってこられた方のお話を私聞きましたけれども、全く大使館が頼りにならなかったんですね。これはイラクの側、まあイラクが初め戦争の攻撃したと、そして一週間ぐらいはイラクが非常に有利な状況にあった、今度はイランの方が反撃をした、それで各地に砲撃があって、そして工事に携わっている人たちは非常な身の危険にさらされてきた。それにもかかわらず、少なくとも一義的に、これはきょうの新聞報道などによっても、イラク側が在留邦人の引き揚げには反対であると言っている。イランの方もこれを余り喜ばないという状況だと思いますけれども、しかし生命が危ないときに、一義的に、日本人が脱出するということは、これは国家が守ってやらなければならないことだと思いますがね
そのイラクの方で日本政府のあれで発掘に携わっていらっしゃる方がおられるわけです。イラク古代文化研究所の所長でいらっしゃる藤井秀夫さん、まあお名前を出しても私は構わないだろうと思いますけれども、ちょうど発掘の現場のところで非常に危険を感じて、そして脱出したいということを申し入れたけれども、その方たちだけでありません、土木建設に従事している人もその他みんなそれを感じて、そうして退去したいということを言ったけれども、大使館はそれをやってくれなかったと、で、退去するのもEC諸国と話し合いをしなきゃできないという言い分なんですね、それはどういうことですか。
まだ残っている人たちもいるわけです。それから帰ってきた人たちもですね、そういう非常の際に大使館が当てにならないということについて非常に悲しんでいるわけですよ。在外の公館というのは、在留邦人の生命を守ってくれるよりどころとなる場所だろう、だから、大使館を中心にして邦人がそこで一緒になって、困難を打開しながら出ていく方法はないか。たとえばそのバグダードから飛行機を飛ばしてもらえないと、しかしヨルダンのアンマンまで何とかしてJALを飛ばしてくれることはできないだろうかというような交渉は一切政府はやってくれない。ヨーロッパ諸国と相談しなければだめだだめだと言いながら、たとえばフランスなんかはちゃんとバグダードからもう即刻国費で飛行機をチャー
まだイラクの場合、千七百人ぐらい、それからイランの場合は、さっき何人でしたか……
まだ残っているわけですね。それは絶対にもういまの工事を保っていくために出ては困る人員だというふうに先ほどおっしゃったわけですが、そういうことかどうか、私は問題だと思うわけですね。そして危険がありますときには、その政府と、向こうがなかなか応じないという問題があるかと思いますけれども、やっぱり大使館あるいは日本政府の責任においてその人たちを守って、そしてそのJALならJALがバグダッドからアンマンまで、あるいはイランの方はトルコ政府の許可を得てアンカラまでJALを六回も飛ばしている、だけどこっちのイラクの方はそれが進まないというのは、私は何やら大使館の力のなさではないかという気もするし、あるいはどういうところにそれは弱点があったのか、相
いまおっしゃったこと、外務省当局のおっしゃったことと大変違う情報を私は聞いておりますので、ぜひそれはきちっとしてもらいたいし、それからイラクの場合それじゃ日航機をアンマンまで飛ばすとか、あるいはあそこのヨルダン航空ですか、そういうものとの契約をする——向こうの商売を取ってしまうというようなことではまた問題でしょうから、そういう努力が大使館の責任においてやってもらえるようにしてほしいということです。 それで、最後になりまして時間がなくなりましたけれども、イラン石化の工事の問題ですね。これは政府は続ける意思を表明している。しかし三井石化の方はこれはやめたい、借金がかさむばっかりだ、千五百億の借金。そして国費ももうすでにずいぶん出して
まだありますけど、それでは時間ですからやめておきます。
最初に金大中氏事件に関連した御質問をしたいと思っております。 これまで、金大中氏が一九七三年の八月八日に拉致されて以降、この外務委員会ではもうずうっといろいろとこの問題については政府を追及してきました。今回、金大中氏が韓国の軍法会議で死刑の判決を受けたことに対して、金大中氏の救出のためには大変国内に大衆運動が盛り上がっているわけなんです。この金大中氏が拉致されたことから、その後の扱い全体に関して、やっぱり世界に正義と民主主義というものが通用しなければいけないという観点からひとつ大衆運動も盛り上がっている。ただ、それだけじゃなくて、日本は深く責任を負っていると思うんですね。拉致事件で金大中氏自身の人権もじゅうりんした。日本の主権も
だからやっぱりそれは推測なんですね。外務当局はそういう推測をしていらっしゃる。そしてそれは韓国側の意思でもあると、そこで確認し合ったということですか。
いまのお話ですと、国家保安法が適用されているというのもこちら側の推測だということになりますね。そして、国家保安法の中で、日本に滞在中の、いわゆる韓民統の議長であったという、そういう行動に関しては問われていないというふうに外務当局が判断される根拠は何なんですか。
すべて、こちら側が向こうのやっていることについて判断しているのにすぎないわけですね。日韓関係は友邦国関係だというのであれば、判決要旨じゃなくて判決文も公判の記録も起訴状もみんなきちっと手に入れて、本当にそれが国家保安法違反というふうに問われているのか、そして、政府が考えているように、これはだから日韓政治決着に触れないんだという判断をなさっているのが正しいのかどうか。何か非常に私どもとしてはおかしい。日本側はこれだけ責任のある金大中氏の問題に関して、韓国側の説明をこちらで推測して、そして政治決着に違反しないというふうな言い方をなさる。一体だれが何によってそういう政治決着に触れないというようなことについての有権的な解釈をするのですか、し
法的なその根拠というよりは、政治的に韓国側の考え方と日本側の考え方を合わせたという感じがしまして、非常にその点はあいまいです。もっときちっとその点が説明できるようにしていただかなければ困ると思います。 先日、九日、十日、東京で金大中「裁判」調査日本委員会というのを、救出運動をしている人たちがつくっておりまして、国民法廷を開きました。その際に、金大中氏の死刑判決というものは全く不当であるという結論を、国民のまあ模擬裁判ですね、ここで出したわけなんですが、その論拠の中に、日弁連の小池義夫弁護士の議論の中に、韓民統に関する活動について国内——というのは韓国内ですね、韓国内における活動について起訴すること自体政治決着に触れると。なぜなら
そうすると、この判決について有権的な解釈をするのは韓国側であると、こういうことですか。
そうすると、日本側は、その韓国側の説明に従って政治決着に抵触しないというふうにこちらも判断したということになりますね。なぜこの問題に関して、韓国の言うなりにしか日本側が解釈できないのか、ということは非常に問題であると思います。 で、ただちょっと時間が推移いたしますので、外務大臣ね、衆議院の予算委員会でもあるいは外務委員会でも、まだこれから——要求されているところの起訴状だとか公判記録だとか判決文ですね、要旨じゃなくて——そういうものを要求していて、手に入る可能性があるかのような答弁をしていらっしゃいますけれども、果たしてそれはどうなんですか。その可能性があると、まあ外務当局もそうお思いになっていらっしゃるんですか。そして外務大臣
私どもは政治決着そのものには賛成じゃない。政治決着を見直せと、撤回せよという要求をこれまでずっとしてきたわけです。しかしながら、日本の政府と韓国政府の間では政治決着で解決したということにしている、その政治決着にすら抵触しているおそれがあるようなこの判決、あるいはその投獄その他全部ですけれども、そういうことに対して日本側が日韓関係は大変特別の友邦国なんだというふうに考えていられるにもかかわらずそういうものを一切出さないという、これは政府間の非常に問題だと思いますので、さらに強く要求をしていただかなければならないと思います。 それから、福田さんが訪韓しましたですね。そのときの福田さんの訪韓した後の感想について、これは十月四日のサンケ
福田さんは、だから静かにしておれと、あるいは大統領のところで死一等を減ずることもあるかもしれないが、しかし騒ぐと自分の周辺の強い連中が危ないというような言い方をしていらっしゃるわけなんですがね。 それで鈴木総理は、初めのころは、もし金大中氏が死刑にでもなるようになったら重大な対応をしなければいけないと、日韓経済協力にも影響があり得るというようなことをおっしゃっていたのですが、そのうちに総理の言い方はだんだん変わってきまして、そしてあれは韓国の国内問題だ、だから金大中氏の身の上については重大な関心を持つけれども、韓国の国内問題だというふうに後退してきたから、だから韓国の側で大変鈴木総理はりっぱな発言をするようになったとほめられるよ
いま韓国は経済状態非常に悪いですね、マイナス二%の成長、そういう状況の中で日本の財界との関係あるいは日本の経済援助を非常に求めていると、だから日韓定期閣僚会議など早くやってほしいというのが向こうの意向だと思いますが、何やら、私見ておりますと、もし金大中さんの死一等減ずるならば日韓定期閣僚会議を開いてやってもいいんではないかと言わぬばかりの、何かバーゲンをしているような感じがいたしますね。そういうことはありませんか。