財政は景気の先駆的役割りをなすということは私も承知しておりますから、財政が景気刺激要因にならないようにしなければならないということは原則です。同時に、これはもう特に大きな不況から脱却するとき以外は財政が先駆的な役割りをなすようなことをやってはならない、これはもう事実でございます。しかし、いまは物価を押えなければならぬときでありますから、財政は物価の刺激要因にならないというよりも、抑制要因になるようにしなければならないということを考えております。 四十九年度の予算編成のことをいろいろ言われますが、これは議論としてはいろんな議論が存在することは私も認めます。しかし、四十九年度の予算編成中でも、また国総法を通していただけると思いますし
