賃金が上昇するということは望ましいことでございます。できれば賃金は世界で最高になればこれは一番いいことであると、こう考えておるわけであります。まあ労使というような状態よりも、西ドイツにおいては日本と違って管理職は非常に少ないわけでございます。いま日本においては、管理職といわれるような、俗に工場で生産部面に従事する人と管理部門、経理部門その他営業部門全部入れると、一人で働いたものを一人か一人半で売りさばいておるというような、よくこういう形態ができるものだなあと思うぐらいな状態もございます。そういう中で分配が行なわれておるわけでございますから、私は労働賃金や給与所得というものが増大することを一つの目的としております。これは国民のうちの六
