私は緑風会を代表して、本案に対し、若干の質問を試みたいと思います。 通称独禁法は、昭和二十二年七月、経済民主化の名のもとに占領軍の強制によって作られたものであります。当時その内容が日本の実情に沿わないものがあったため、衆参両院ともこれが通過を渋ったのでありましたが、これに業を煮やしました占領軍のたしかウェルシュ氏とかいう人でありましたが、衆参両院の商工委員全部を衆議院の委員会室に集めまして、これが両院通過を絶対的に要請する旨の強硬な主張がありましたので、いわゆる泣く子と地頭には勝てないので、会期ぎりぎりで両院が通過させたことを覚えております。けだし、当時の占領軍といたしましては、戦前の日本経済を過大に評価し、今後の日本経済を弱体
