私はこの際、総理にひとつ見解をお尋ねしたいと思いますが、政府の中国問題に対する法的な解釈や、あるいはこれに対する政策等を見ますと、いろいろな矛盾や、あるいは撞着を感ずるわけでございます。やはりそれは私は、法と事実関係に即して中国問題を見ていない結果、こうなるのではなかろうかと考えますが、時間の関係で省略いたしますが、わが党が一つの中国、これは中共、一つの台湾というのは、中国の政府は、国民政府でなく中共であると認める点では国府に反対であり、しかし台湾の国府は、さしあたりその実際支配する台湾だけの政府として認め、台湾の最終的な帰属は、その住民の自由意思によって決定しようという含みで台湾を支配していない中共に、その領有を認めない点では中共
