そこが非常に重大な問題だと思うのでありまするが、この緊急失業対策法というものが名前の通りに暫定的な緊急措置である。従つて一般賃金水準よりも或る程度賃金を切下げておかなければ固定化する危険性がある、こういうふうな前提の下にこの法が措置されておるというふうな御説明でありまするが、説明としては了承されるわけであります。併し事実問題として然らばこの四年間を一応基準にとつて参りましたときに、一体この四年前と今日とで日雇失業労務者等の数は減つたのか殖えて来たのか。それから現在の我々の立つておる日本の経済基盤を考えましたときに、今後日本の経済というものは、雇用量拡大の機会を与えて行くのか、或いは雇用の機会はますます杜絶されて行くのかどうか、従つて
